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『ONE PIECE FILM RED』は『呪術廻戦 0』を超えられるか カギはやはり“赤髪”?

文=大山ユースケ(おおやま・ゆーすけ)

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公式Twitterより

 公開11週目に突入したアニメ映画『劇場版 呪術廻戦 0』の累計興行収入が123億円を突破した。興行通信社によれば、歴代興行収入ランキングでは3月6日時点でディズニーの『アラジン』(2019年)を抜き、『美女と野獣』(2017年)と並ぶ歴代22位となっている。

「原作の『呪術廻戦』は2018年から『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中ですが、もっか本編では劇場版の主役となった乙骨憂太にスポットが当たっています。劇場版のラストからつながっている“謎”もいよいよ解明されつつあり、相乗効果でますます大きな盛り上がりを見せている。映画のほうは3月12日から最後の来場者プレゼントを配布することが決まっており、ラストスパートでどこまで興収が伸びるか注目です」(エンタメ誌ライター)

 ジャンプマンガの映画といえば、2020年公開の『劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編』は興行収入歴代1位となる404.3億円を記録しており、改めて「ジャンプブランド」の強さを見せつけた。

 『鬼滅』『呪術』の相次ぐ大ヒットにより、ハードルが高くなっているのが「週刊少年ジャンプ」で長らく絶対王者に君臨してきた『ONE PIECE』だ。8月6日には劇場版第15作となる『ONE PIECE FILM RED』が公開されるが……。

「劇場版はこれまで14作ありますが、興収の最高記録は2012年公開の『ONE PIECE FILM Z』による68.7億円。特にアニメ化10周年・劇場版10作目となった2009年の『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』から始まった『ONE PIECE FILM』シリーズから原作者の尾田栄一郎氏が製作総指揮や総合プロデューサーとして作品に深く関わっていることもあって、このシリーズはいずれも興収48億円以上の大ヒットとなっています。今回の『ONE PIECE FILM RED』も尾田氏が総合プロデューサーを務めており、期待値は高い」(別のエンタメ誌編集者)

 さらに、盛り上がりそうな注目ポイントもあるという。

「劇場版は原作の盛り上がりにも影響されやすいのですが、『RED』はファン人気の高いキャラクター『赤髪のシャンクス』が物語の軸になる。シャンクスは、主人公・ルフィが海賊に憧れるきっかけとなった人物であり、ルフィの命の恩人。しかし1話から登場しているにもかかわらず、いまだに出自、能力などは詳しく明らかになっていません。原作では現在、『ワノ国』編のクライマックスが描かれていますが、その直前にシャンクスが予想外の行動をとったことで、読者は数カ月間モヤモヤさせられたままの状態になっている。ネットではその部分についてさまざまな考察が盛り上がっており、もし劇場版でシャンクスの秘密が明かされることになれば激アツなだけに、『RED』はファンの間でも注目されています」(同上)

 『劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編』と『劇場版 呪術廻戦 0』の配給に関わったのは東宝。『ONE PIECE』の劇場版を配給してきた東映は、「ジャンプの看板作品」の最新映画にこれまで以上に気合が入る。

「『呪術廻戦 0』があれだけ話題になりましたから、『RED』も興収100億円がノルマになりそう。過去の実績からするとかなり高い目標ではありますが、2019年に公開された前作『ONE PIECE STAMPEDE』の国内興収は55.5億円とシリーズ歴代2位に留まったものの、全世界累計では興収100億円を突破しています。累計発行部数4億9000万部を誇る『ONE PIECE』は世界中にファンがいることが強み。世界累計興収なら『呪術廻戦 0』を超えてくる可能性は十分ありそうです」(前出・エンタメ誌ライター)

 どの作品が勝とうと、「ジャンプ」の発行元である集英社は笑いが止まらないだろう。

大山ユースケ(おおやま・ゆーすけ)

大山ユースケ(おおやま・ゆーすけ)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

最終更新:2022/03/10 19:00

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