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なにわ男子、キンプリらは「大成功」 ジャニーズ続々TikTok開始の背景

文=加賀美ジョン(かがみ・じょん)

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なにわ男子

 7月6日、関ジャニ∞のレーベル INFINITY RECORDSの公式TikTokアカウントが開設された。

 同日発売の新曲「喝采」を始め、「ズッコケ男道」「無責任ヒーロー」などの代表曲も含む23曲がTikTokで配信開始され、これにより、これらの楽曲を使用してのTikTok投稿が可能になる。同アカウントは早速、「#関ジャニTikTokはじめました」のハッシュタグを用いて、関ジャニが映り込みチャレンジなどに挑んだ動画などを投稿。さらに、新曲プロモーションのための「#拍手喝采チャレンジ」をスタートさせ、デュエット機能用に安田章大がギターを弾く動画や、だるま落とし、コップにピンポン玉を投げ入れる動画なども一斉に投稿されている。

 ジャニーズ事務所はここのところTikTokへの進出が如実に活発だ。6月15日にはKing & Prince、29日にはA.B.C.-Z、7月1日にはジャニーズWESTがグループ公式アカウントを開設。それまでも、2019年11月に嵐、2021年10月になにわ男子がTikTokに進出しており、今年3月にはグループのアカウントではないもののSnow Manの主演映画『おそ松さん』のアカウントなども開設されているが、この1カ月ほどで急速にTikTok進出へと舵を切っている。

 この背景にはジャニーズ独自の事情と、なにわ男子やSnow Manの成功体験があるものと見られる。

 なにわ男子は昨年11月、1stシングル『初心LOVE(うぶらぶ)』の初動セールス70.6万枚という驚異的なデビューを飾ったが、CD発売日前後の圧倒的なテレビ露出もさることながら、YouTubeやTikTokでの戦略がこれまでのジャニーズグループとは一線を画していた。

 YouTubeではCD発売およそ1カ月前に通常のミュージックビデオを公開し、デビュー日の11月12日にはメディア向けに行われた羽田空港でのパフォーマンスの映像をその日のうちにアップ。その1週間後には「ダンスバージョン」のミュージックビデオを公開と、表題曲について複数種類の動画を公開した。K-POPグループによくある手法だが、特に楽曲のデジタル配信をしていないジャニーズにとっては、YouTube戦略はこのウィークポイントをうまくカバーする効果があった。

 さらにTikTokでは公式コラボも功を奏し、国内アーティスト最速となる配信後37日間での楽曲の総再生数5億回達成という新記録を樹立。同曲が主題歌となったドラマで、メンバーの道枝駿佑がW主演を務めたドラマ『消えた初恋』(テレビ朝日系)のアカウントの援護射撃もあって「#うぶらぶダンス」のハッシュタグチャレンジが人気を博した影響も大きい。

「先日の『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)で藤田ニコルが、とにかくTikTokを立ち上げたら『初心LOVE』を踊ってる映像が『自分から見に行ってるわけじゃない』のに流れてきた、とその流行ぶりを話していましたが、アイ・エヌ・ジーによる今年2月の渋谷トレンドリサーチでは高校生男女200名を対象にした『今一番聴いている曲は?』の項目で『初心LOVE』が1位に。振り付けを覚えるためによく聴いた、などTikTokが何かしらのきっかけという回答が多かったようです」(エンタメ誌記者)

 Snow Manもまた、今年3月30日発売の6thシングル『ブラザービート』が今年度最高初週売上記録となる78万枚を売り上げるなど大ヒットしたが、この表題曲の歌詞とダンスの一部がTikTokで流行。2番冒頭で「イーアルサンスー イーアルサンスー 俺の感性×スター性の未知なる算数…」と歌う場面で深澤辰哉が太極拳のような動きを踊るのだが、この部分がウケたようで、「#イーアルサンスー」というハッシュタグと共にこの動きを真似するチャレンジが拡散された。

「こちらはアーティスト側が仕掛けたわけではなく、偶発的に生まれた流行でしたが、4月にはJAL公式アカウントで本田真凜が挑戦したり、TBSの情報・報道番組『Nスタ』の公式アカウントで良原安美アナウンサーが挑戦したりといった展開も見せました。関連動画は累計4億回以上再生されており、TikTokの『2022上半期トレンド』のチャレンジ部門にもノミネートされるほどの反響がありました」(同上)

 こうしたジャニーズ事務所の動きは、ビルボードジャパンなどの総合チャートを睨んだものだとも見ることができる。(1/2 P2はこちら

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