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「乃木中」「そこさく」「ひなあい」“坂道ゴールデンタイム”レビュー #10

『そこ曲がったら、櫻坂?』菅井友香、外仕事で“進化”「うんめぇ~い いじょおのぉ~」

『ひなあい』加藤史帆の“懺悔エピソード”に一同驚愕

『日向坂で会いましょう』では「夏休み特別企画 真夜中の懺悔大会」がオンエア。今回は潮紗理菜がセンターを務める7thシングル『僕なんか』収録曲『真夜中の懺悔大会』になぞらえて、これまでの懺悔エピソードを振り返っていくという企画だ。もちろんただエピソードを振り返っていくだけではない。そのエピソードを春日俊彰が「懺悔室行き」か「懺悔の必要なし」か判断し、もし懺悔室行きとなった場合には「カス神様」に許しを乞い、許されなかった場合には罰が待ち受けている。

 各メンバーがさまざまな懺悔をしていくなか、加藤史帆は「捨てられなくてごめんなさい」と題して、ごみをゴミ箱ではなく、部屋の至る所に捨ててしまう癖を話してくれた。それだけでもなかなかヤバいけれど、キャプテンの佐々木久美とホテルで同室になった際には、佐々木(久)が加藤がきちんと捨てられるように指導をしたというのだから驚き。そんな加藤にも怒らずに解決へと導くキャプテンは心が広いなと改めて感じた。

 足を出して上半身を湯船につけて入るという富田鈴花、書道の筆でクラスメイトの割烹着を汚してしまった佐々木(久)の2人は、それぞれエピソードを大いに盛ってしまうという日向坂のお決まりの展開で場を盛り上げていた。佐々木(久)のエピソードは過失とはいえ、小さい頃であればよく起こり得ること。先生が怒っているなか、自首して謝っただけでもすごい。

 オンラインミート&グリート(以下、ミーグリ)の時にファンにあだ名をつけられないことを懺悔した齊藤京子。ミーグリでは時間終了とともに画面が消えてしまうので、十分な時間が取れないと悩んでいるらしい。これには齊藤だけではなく、メンバーの多くも悩んでいることのようで共感の嵐。そんな中、上村ひなのは「あだ名の最後に丸をつける」と話したり、河田陽菜も身の回りにあるものの名前をあだ名にしたりと、独自のあだ名の付け方を持っているメンバーもいるようだ。ファンからしたら齊藤から言われたあだ名はなんでも嬉しいだろうし、これから齊藤がつけるあだ名に期待して待とう。

 他にも興味深い懺悔の自白があった。来客したおばさまに対してニワトリと言ってしまった潮紗理菜、『ひなくり2021』で『キツネ』を披露した際に傘を壊してしまった加藤。中でも加藤のエピソードは加藤だけの問題ならばまだしも、加藤の後を引き継いだダンサーさんにも影響が及んでしまったのはさすがに可哀想。そんなダンサーの姿を見て「お花みたいで可愛かった」とヘラヘラする加藤に対し、若林正恭が「それじゃ済まないよ!」と強烈なツッコミ。こればかりはダンサーさんが気の毒……。結果加藤は「懺悔室行き」になってしまった。

 それにしてもこういうトーク企画を見ると特に思うのだが、日向坂メンバーのトーク力が回を重ねるごとに高まっている印象を受ける。それぞれの個人活動もそうだろうし、『日向坂46です。ちょっといいですか?』(ひなちょい)でのメンバー同士のトークも活かされているのかもしれない。

川崎 龍也(アイドルライター)

2019年よりフリーライターとして活動しつつ、現在は都内にあるWEBメディアでも勤務。主にアイドルのコラムやインタビュー記事を書いています。noteでは毎週アイドルの楽曲レビューを更新中です。

Twitter:@ryuya_s04

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かわさきりゅうや

最終更新:2022/08/21 21:00
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