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元NGT48・荻野由佳が「誹謗中傷被害」告白も…「あの疑惑」の説明を求める声多数

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「荻野由佳がやってきた!初めて語りますSP~後篇」(ドリーマーハウスYouTubeチャンネルより)

 脅迫や誹謗中傷がもってのほかなのは言うまでもないが、彼女の場合は「素朴な疑問」を無視したことがファン離れの原因だったかもしれない。

 ネット上の誹謗中傷被害が深刻化していることを受け、10月1日に加害者を特定する手続きを簡略にするプロバイダー責任制限法の改正法が施行される。このタイミングで、元NGT48の荻野由佳が9月23日付の「朝日新聞」のインタビューに応じ、インターネット上で3年続いているという誹謗中傷について告白した。

「荻野といえば、2019年に起きた当時NGT48メンバーだった山口真帆の暴行事件で、“容疑者と私的な交流があった”という噂が拡散されたことで、以降はネット上で『テレビ局はなぜ起用するのか』などの批判を受けてきた。イメージの悪化から仕事も激減。2021年には所属していたホリプロを退所し、現在はフリーで活動しています」(芸能ライター)

 荻野は「うそでも事実であるかのように広がってしまうネット空間の現状が、少しでも変わって欲しい」と語っているが、記事を見たファンからは応援メッセージも散見される一方、首をかしげる人が圧倒的。というのも、荻野に関しては「自動投票システム」「ガリガリくん」「ドアのどっきり」「山口の卒業公演スルー」など、アンチを大量発生させた“事件”があまりに多かったからだ。

 アイドル誌ライターが解説する。

「荻野はAKB48選抜総選挙で、2017年と2018年の2年連続で、松井珠理奈らを押さえてぶっちぎりで速報1位になっているのですが、本人はそのことについて今年8月、『不正投票だとか言われて。そう思われても仕方ない、私もびっくりしたんですけど、なんで?って』『(ファンの人が)自動投票システムを作ってくださったみたいで』と爆弾発言。それまでは中国票によるものと説明していたので、ファンが虚言癖を疑うようになりました」

 また、SNSでの「山口県」「ガリガリ君」という記述が、暴行事件以降、激やせしたと報じられていた山口を揶揄している、と指摘されたことも。

「極めつけは、当時NGT48の仲間だった中井りかの部屋に突入するドッキリ動画をTwitterに投降したのですが、この投稿時刻が2019年12月8日21時47分で、山口が自宅マンションの部屋に押し入られる事件に遭ったのも12月8日の21時台とされており、そのちょうど1年後だったために大炎上。撮影したのも『たった今』としていたため、『この動画を12月8日に投稿したのは何か意味があるのですか?』『よくこのタイミングでこんな投稿出来ますね』など批判を浴びた。山口の卒業公演についても一切関知せず、ねぎらいの言葉もなかったから、山口を疎ましく思っていたのではと感じたファンは多かった」(前出・アイドル誌ライター)

 こうした背景から、今回のインタビュー記事についても、ネット上には「リアルタイムで人々の疑問に答えたほうが納得する方もグンと増えると思います」「今のグレーなままのおぎゆかでは応援できない」「一つ一つ丁寧に答えていくと道が開けるのではないでしょうか」といった感想が飛び出しているようだ。

 荻野と山口事件の容疑者に接点があったのは「うそ」だったにせよ、ファンが不審に感じた“疑惑の行動”への説明が不足していたことが、アンチがなかなか減らない理由なのかもしれない。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2022/09/27 06:00
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