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「ルフィ」連続強盗団の“賢すぎる”手口、ほかスクープ14本

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「週刊文春」2/2日号(文藝春秋)

今週の注目記事・第1位「全国連続強盗予告した男の告白『黒幕はマニラにいる』」(『週刊文春』2/2日号)

同・第2位「親バカ子バカ! 『岸田総理』あの『長男秘書官』が外遊で観光三昧」(『週刊新潮』2/2日号)

同・第3位「年金官僚“”天下りは続いていた 内部文書入手」(『週刊文春』2/2日号)

同・第4位「『新しい資本主義』の元凶は『菊池桃子の夫』」(『週刊新潮』2/2日号)

同・第5位「博多ストーカーが壊したシングルマザー(38)這い上がり人生」(『週刊文春』2/2日号)

同・第6位「歌会始選者が感嘆『歌人・愛子さま』を生んだ早期教育」(『週刊文春』2/2日号)

同・第7位「藤井王将に勝利 羽生善治棋士が震えた一手」(『週刊文春』2/2日号)

同・第8位「『貧血克服食』で自己管理『水彩画』も異才『陸上ドルーリー朱瑛里』脚光に親は心配」(『週刊新潮』2/2日号)

同・第9位「Sexy Zone佐藤勝利(26)がAwesome City Club PORIN(32)と高級タワマンで育む隠密愛」(『フライデー』2/10日号)

同・第10位「ワクチン『4回目』『5回目』後に死亡した34人が飲んでいた薬 全実名リスト」(『週刊ポスト』2/10・17日号)

同・第11位「最新理論『死後の世界』の仕組みが判明!」(『週刊現代』2/4日号)

同・第12位「『前田敦子』『小嶋陽菜』ついでに『河野太郎』」(『週刊新潮』2/2日号)

同・第13位「中居正広 覚悟の強行復帰『サッカーの次は俺が!』」(『FLASH』2/7日号)

同・第14位「8年前に侵攻を予言した男が『プーチンは追い詰められた』」(『週刊文春』2/2日号)

同・第15位「さんま絶賛 阪大卒コメディアンの四股LINE」(『週刊文春』2/2日号)

【巻末付録】現代とポスト、SEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 

 昨日(1月29日、日曜日)、ノンフィクション作家の佐野眞一の偲ぶ会が、神田神保町の出版会館で行われた。

 その日は、佐野が生きていれば76歳の誕生日だった。ノンフィクション・ライターや編集者が100人ぐらい集った。

 吉岡忍、野村進、高山文彦、森達也、青木理、田中優子、宮部みゆき、白石一文などが発起人になり、献花し、献杯した。

 偲ぶ会だから、佐野の「週刊朝日ハシシタ事件」のことについて触れることはなかった。

 私は、事件が起きた直後、佐野に会ってノンフィクションについての本を出すことを勧めた。

 このまま、あんたのようなノンフィクションの第一人者が、こんなことで潰れてはいけない。そう彼にいった。

 早く出すために口述で、イーストプレスから『ノンフィクションは死なない』を出した。

 出版された日の夜、彼と奥さんと飲んだ。佐野は嬉しそうだった。

 盗作問題なども出たが、彼の多くの作品の内容を大きく毀損するものではない。脚を弱くして歩けなくなっていた。動ければ、もう2、3作書けたのではないか。

 しばらく会っていなかった吉岡や青木、野村、森たちと話をした。楽しかった。

 一水会の鈴木邦男も亡くなってしまった。私は右翼というのは嫌いだが、鈴木と『月刊日本』の南丘喜八郎は好きだ。

 北上次郎は知らないが、親しかった弁護士の木村晋介とは幼馴染である。椎名誠とも一時期付き合った。みんな逝ってしまう。寂しい。

 

 さて、文春からいこう。

 さんまが「すごすぎる」と舌を巻いたという、アメリカのシカゴを舞台に活躍するスタンダップコメディアンのサク・ヤナガワ(30)というのがいるそうだ。

 大学を卒業して渡米し、シカゴで腕を磨き、英語を駆使して笑いをとっているという。テーマは政治風刺から年上女性との恋愛遍歴などの下ネタまで、幅広いという。

 だが文春によると、妻がいるにも関わらず複数の女性と不倫をしていて、トラブルになっているというのだ。

 医療機関に勤めるA子は、2000年夏にヤナガワと知り合った。「就労ビザのために形だけ籍を入れているだけ」といわれて付き合い始めたそうだ。

 しかし、妻は日本にいて子どもまでいると知り、問いただすと「妻とは別居中、A子と結婚したい」といわれた。

 その後、A子が、5人の女性に「デートしようね」などというLINEを送っていたのを発見。彼女が別れ話をすると、ヤナガワは慌てて2023年5月に入籍すると約束したが、大みそかになって、「妻が離婚に応じない。結婚できない」というLINEが来て、反故にされたというのである。

 文春に対してヤナガワは、複数の女性たちと関係があったことを認め、その場しのぎで結婚の約束をしたことも認めた。

 日本人初かどうかはわからないが、スタンダップコメディアンとしてアメリカで活躍しているというのに、こんな下世話なことで名を知られてどうするのか。

 Netflixには、下ネタだけで数千人の観客を沸かせるコメディアンたちの動画が見られる。

 内容は下品だが、ちっともそう感じさせず、その姿は「喜劇王」といいたくなるほどカッコいい。

 立川談志も若い頃には、キャバレーなどでスタンダップコメディをやったことがあった。

 酒と女目当てに来ている客を、言葉一つでひきつけ笑わせるのは、いい勉強になったといっていた。

 昔は、漫談といって、一人でやるお笑いが受けていた時代があったが、今は数を頼んでバカ騒ぎする芸人ばかりになってしまった。

 もう一度、笑いの世界に本格的な漫談をやる人間が出てこないか。松元ヒロぐらいか。まあ、テレビ向きじゃないからだめだろうな。

 

 さて、ウクライナ戦争は、よくいえば膠着状態、実態は泥沼である。

 1年近くもたつのに停戦への筋道さえ見えない。その間に、ウクライナの民間人たちはロシアのミサイルで殺され続けているのだ。

 アメリカや欧州は、殺傷兵器は貸し出すが、自国の軍隊は1ミリも動かそうとはしない。
考えてみれば、第二次世界大戦の時よりもひどい状況が延々続いているのである。

 戦争当事者たちが会って話し合いをするというのは現実的ではないだろう。アメリカや欧州が、停戦へのきっかけを作り出すべきだと思うが、無能なバイデンをはじめ欧州の雑魚首脳たちは、民間人が殺され続けているのを、ただ手をこまねいて見ているだけである。

 その中でも日本は呆れるばかりの「無能」ぶりを示し、アホなバイデンのいうがままである。

 文春は、8年前にこの戦争を予言していたという地政学者のピーター・ゼイハンが、文春のメールにたいしてこう回答してきたという。

「地図を見ると、ウクライナは国境線の“穴”そのものではなく、その道中にある土地だ。だから、ウクライナを制圧して終わりではない。エストニア、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、ポーランド――どこで国境線を引き直すか。これは、ロシアの存亡にか関わる戦いだ。彼らは決して止めることができない」

 ロシアという国の存亡をかけた戦いだとすれば、プーチンがこの戦争を止めることはない。西側の指導者たちは腰抜けばかりだ。

 だとすれば、このウクライナ戦争はウクライナという国が全滅するまで続くということか。こんなことをいっては顰蹙を買うだろうが、トランプは嫌だが、彼のような“バカ力”を持った人間が出てこない限り、この戦争は延々と続くということなのか。困ったものだ。

 

 ところで、中居正広(50)のことである。

 一時期は重病説まで流れ、再起不能かとも思われた中居だが、年明けからフル回転して、WBC中継にも出るといっているというが、本当のところどうなのか。

 FLASHによれば、芸能関係者がこういっている。

「個人事務所『のんびりなかい』の社長でもある中居さんは、“社員を食べさせていかないと”という思いが強いんです。テレビ業界は3月から改変期を迎えますが、『改変期までに戻らないと自分の席がなくなる。社員に迷惑がかかる』と、相当焦っていたと聞いています」

 こうした見方は、どこの週刊誌でも同じだが、私は少し違うのではないかと思っている。

 以前、他の週刊誌が中居の事務所を尋ねたら、小さなもので、誰も出でこなかったと報じていた。

 社員はいても、ほんのわずかなのではないか。自分の番組がなくなるのは心配だろうが、身体を壊してまでやるとは思えない。

 そこにあるのは、自分が忘れられてしまうという「恐怖心」だろう。

 もう50にもなって、まだアイドルでいなくてはいけない、愛くるしい中居でいなければ存在理由がないという“錯覚”が、中居を苦しめているのではないだろうか。

 ここで、1年ほど休んで、新しい中居になって再登場すればいいと、私などは思うのだが、アイドルになんかなったことがない男の僻目なのか。

 中年男になったら、大事にすべきは名声ではなく健康だよ、中居君。

 

 さて、ツイッターを買収したイーロン・マスクが、新機能「ビューアカウント」機能を付けたことが話題だという。

 私はツイッターをやらないので、よく分からないが、これまではフォロワー数がバロメーターになっていたが、投稿がどれだけ見られているかは投稿者自身にしか分からなかった。だが、これからは、不特定多数の人たちにも可視化されることになったというのである。

 何のことだかよくわからないが、要は、フォロワーが1000万人いても、実際に見た人が30万人しかいないということが分かってしまうということなのだろう。

 新潮によれば、前田敦子という人間には200万人のフォロワーがいるといわれているが、閲覧数が30万ほどしかいない。

 小嶋陽菜も311万人いるというが、20万から30万ビューにとどまっているというのである。

 私は、20万でもすごいと思うのだが。

 お笑いでは、松本人志が935万フォロワーとものすごいが、ビューも1000万人を超えることがめずらしくないそうだ。ということは、松本の発言が多少でも影響力があるということか。

 そこで新潮は、政界でもっともフォロワーが多く、267万といわれる河野太郎はどうかと見てみると、コンスタントに30万~100万ビューを得ているそうだ。

 たいしたものではないか。

 そのわりには、そうしたフォロワーたちの「声」が、河野の政治に反映されていないと思うのは、私だけだろうか。

 

 さて、最近は死のことばかりを考えている。いつどう死ぬのか。痛みはないほうがいい。死んだらどうなるのか。

 しょせん人間は死んでしまえばゴミになる。そうは思っていても、そうでないことを願う自分がいる。

 臨死体験というのがある。死ぬ間際までいった人間が、蘇って、お花畑があって、亡くなった母が手招きしていた。

 手術中の話し声を聞いていたなどなど。

 立花隆も臨死体験を調べて本にまとめている。だがどれも、裏付けを取ることなどできはしない。

 自分は戦艦大和の乗組員だったと、小さな子どもが語る。自分はイギリスで育った。前世を語るという話もよくある。

 だが、どこかしっくりしない。一番しっくりするのは、立川談志がいっていた言葉だ。

「死後の世界はいいに決まっている。だって、帰ってきたヤツは誰もいねえじゃないか」

 現代は、死後の世界についての「新説」が出てきたと報じている。

 それは「ホログラフィック宇宙論」というそうだ。人間が住んでいる世界を三次元で捉えるのは間違いで、実際には二次元の世界だと考えるのだそうだ。

 平面に印刷された模様があたかも立体に見えるように、

「この理論によれば、全宇宙のあらゆるできごとは二次元の平面に記された情報として表現できる。しかも、その情報は過去と未来にわたって失われず、全てが保存されているといいます」(アメリカの理論物理学者ポール・サター)

 この世界は、一本の長い映画のようなもので、フィルムの上に過去、現在、未来のあらゆる出来事が記憶されている。

 われわれはその映像を眺めている観客であり、同時に登場人物でもある。そして再生されたフィルムはどこかに大切にしまわれていて、死んでいった人々の記憶も永遠に失われることはない。

 なんだか夢のある話ではないか。映画好きの私には、ちょっぴり信じてもいいかなと思わせる話である。

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