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『東リベ』実写映画、二部作がアダに? “原作の最悪な終わり方”ですっかり下火ムード

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『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』公式サイトより

 3月2日、東京・新宿の花園神社で『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編ー運命ー』『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編ー決戦ー』の「決起集会イベント」が行われた。

 累計発行部数7000万部以上のマンガ『東京卍リベンジャーズ』(講談社)の実写化として、2021年に公開された前作『東京リベンジャーズ』は最終興行収入45億円、観客動員数335万人を記録し、2021年劇場用実写映画ナンバーワンの大ヒットとなった。主演の北村匠海を筆頭に、山田裕貴、吉沢亮、杉野遥亮、眞栄田郷敦、磯村勇斗、間宮祥太朗など勢いのある若手イケメン俳優がそろい踏みとなったことで人気を集めた形だ。

 その勢いに乗って第二弾となる『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』が4月21日、6月30日の前後編2部作で公開される。

「『のだめカンタービレ』『GANTZ』『るろうに剣心』『寄生獣』『進撃の巨人』など、邦画界では10年ほど前から二部作の手法を取るケースがかなり増えています。前後編のインターバルも短くなっていますが、そのほうがPR効果が高くなり、製作サイドにとっても予算削減、興行収入増加、適切な上映時間の3つのメリットがあると言われています。もちろんヒットの見込みが高い作品であることが大前提となるのでしょうが、『進撃の巨人』のように作品が酷評されたことで、前編は興収32億円を記録したものの後編は16億円に半減したケースもあり、諸刃の刃でもあります」(映画ライター)

 今回実写化される「血のハロウィン編」は原作でも人気のエピソードであり、新キャストとして永山絢斗、村上虹郎、高杉真宙がさらに加わることもあり、今回も大ヒットが期待されるところだが……。しかし、ある不安要素が指摘されている。

「タイムリープものというSFサスペンス要素と不良青春マンガという斬新な掛け合わせで、一時は“覇権コンテンツ”と言われ、社会現象化しそうなほどの勢いがありましたが、すでに人気は失速気味です。というのも、原作は昨年11月に最終回を迎えたのですが、物語の根幹に関わる重要な謎や伏線の数々がスルーされたまま終了してしまったため、大ブーイングの嵐。読者の期待を完全に突き放したような終わり方に、“打ち切り説”まで浮上してしまうほどでした。その影響か、1月から放送中のアニメ第2期はまったく話題になっていません。今年11月には原作マンガの大規模な展覧会が予定されており、『277話で描かれなかった最後の戦いが特別描き下ろしで読める』と謳っているのですが、このこともたいして話題になっておらず、むしろファンからは『本編でやってくれ』と反発を受けている始末。『東リベ』というコンテンツ自体が“下火”になった印象が否めず、この様子だと、“前作超え”どころか、二部作の前編から微妙な数字となってしまう可能性もあります。となると後編はさらに盛り下がりかねないですね」(サブカルライター)

 二部作ということがアダとならなければいいが……。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2023/03/07 20:00
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