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キムタクまで平野紫耀らに追随? 工藤静香が「泣いて書いた」新曲歌詞が“意味深すぎ”

キムタクまで平野紫耀らに追随? 工藤静香が「泣いて書いた」新曲歌詞が“意味深すぎ”の画像
木村拓哉(写真/Getty Imagesより)

 元ジャニーズ事務所副社長・滝沢秀明氏が3月に立ち上げた新事務所「TOBE」が話題を振りまいている。7月2日には5月2日をもってジャニーズ事務所を退所した元V6・三宅健がTOBEに所属することを発表。そして7日の生配信では、5月22日いっぱいで退所した元King & Princeの平野紫耀と神宮寺勇太の合流が明かされた。

「平野が1年は休みたいと周囲に話していた……との報道もありましたから、これほど早く新事務所が決まったのは予想外でした。平野に関しては大手事務所からの誘いもあったようですが、大手とはいえ知らない社長の元に行くよりは安心感や信頼があるところのほうが新たなスタートを切りやすかったのかもしれません。ともあれ、配信は最大で100万人以上が同時視聴していたとされ、そのタレントパワーは古巣ジャニーズにとっては脅威であることは間違いない」(芸能ライター)

 平野と神宮寺のファンクラブが同日20時に開設されることが発表されたものの、アクセスが集中。開設からわずか8分後にはTOBEの公式Twitterが「アクセス集中に伴い、待ち時間が12時間以上となっております」とアナウンスする羽目に。また、平野と神宮寺の個人Instagramアカウントも開設されたが、こちらもフォローするファンが殺到したためか、一部で「フォローできない」不具合まで発生した。

 大反響を呼んだ平野と神宮寺のTOBE入りだが、14日には第三弾の生配信が行われる予定で、ここでも「新たな仲間」が発表されるとのこと。滝沢氏が名づけ親となったことで知られるジャニーズJr.ユニットで、今年5月25日付けでメンバー全員で退所した「IMPACTors」の7人のTOBE加入が有力視されている。

 こうした動きから、TOBEの「ジャニーズの2号店」化も指摘されており、SixTONESやSnow Manのメンバーなど、滝沢氏と関わりのあったジャニーズタレントの退所・TOBE移籍が今後も続くのではとの見方も強い。

「なにより、2日にTOBE入りを発表した三宅健について、4日の『NHK NEWS おはよう日本』が取り上げ、三宅のインタビュー映像を流したほか、生配信での発表の舞台裏にNHKのカメラも密着していたことが明らかになったことは大きい。少なくともNHKはTOBE所属タレントに関してジャニーズに“忖度”する気がなさそうだということで、これならジャニーズを離れても変わらぬ活動が可能になる公算が大きい。TOBEに合流しているのはジャニーズ現社長の藤島ジュリー景子氏の方針に納得いかない面々といわれており、“ジュリー流”になじめないタレントが今後続々とTOBE入りを申し出る可能性もある。滝沢氏の後を継いでジャニーズアイランド社長になった井ノ原快彦は、現在も三宅と交流がある様子を会員制ブログで明かしていたが、ジャニーズ事務所も“2号店”に対して表向きは友好的な態度を示すとみられ、のちのち振り返れば、要は巨大化したジャニーズ帝国の分裂騒動だった……ということになるかも」(音楽業界関係者)

 2019年に亡くなった創業者の性加害問題に対するジャニーズ事務所の対応も厳しい目が向けられており、現状に愛想をつかしているタレントらの退所の可能性も取りざたされているが、その中でも思わぬ名前が飛び出している。

「木村拓哉です。SMAPのメンバーの中で唯一ジャニーズに残って早6年以上。事務所に骨を埋めるとみられていましたが、妻の工藤静香が意味深な動きを見せています」(前出・芸能ライター)

 その“意味深”な動きというのが、8月2日にリリース予定のニューシングルにまつわるものだ。

「表題曲の『勇者の旗』は、工藤が作詞の際に使う『愛絵里』名義で作詞された楽曲なのですが、〈進めど 終わらぬ 困難と 戦いながら〉〈背負うものが多過ぎただろう〉〈恐れずに突き進め 今いる場所はまだ分岐点〉〈激しく吹く嵐の中 渡鳥は飛ぶ時を待つ〉といったフレーズがあるんです。6月30日に先行配信されましたが、7月6日に放送された音楽番組『有吉ミュージックフェス』(テレビ東京系)で披露されると、“夫の背中を押す曲なのでは?”といった憶測の声が広がることに。工藤は歌詞によほど思い入れがあるのか、Instagramでも歌詞を紹介。『人はそんなにそんなに強くない、、、、生きている中で、誰もがつまずく時もあるのだから』『たった1ミリでも、進もうとする心を、勇者と称えたい』とコメントしており、とにかく“背負うものが多すぎた人”にエールを送りたい想いが感じられます」(同)

 木村といえば、先日、月9ドラマ『風間公親―教場0―』(フジテレビ系)が「続き」を想起させるような終わり方をしたばかりだが……。

「木村主演の『教場』シリーズは、スペシャルドラマと劇場版で完結させるとの噂で、逆に言えばそれさえ終われば未練はないのでは。6日発売の『週刊文春』(文藝春秋社)では、木村の出演が内定していた資生堂のCMが、性加害問題の影響で白紙になったと報じられていましたが、それでなくとも、木村が単独で出演していたマクドナルドのCMに岡田准一や井ノ原快彦も起用されるようになったり、木村が織田信長を演じる主演映画『レジェンド&バタフライ』の公開タイミングに放送が始まった松本潤主演のNHK大河ドラマ『どうする家康』で岡田に信長を演じさせたり、松本潤の騎馬武者行列の集客や登壇イベントの倍率が“キムタク超え”だったと懇意の週刊誌等に報じさせたりと、このところのジャニーズ事務所は“キムタク下げ”が顕著。この状況に木村以上に憤っているのが妻の工藤だと言われています。工藤は『有吉ミュージックフェス』で『勇者の旗』の歌詞にまつわるエピソードを話しており、締め切りがタイトな中、ニューヨーク行きの飛行機の中で歌詞を考えていたら『ガンガン泣いて』しまい、フライトアテンダントに心配されてしまったと笑いながら明かしていましたが、夫の境遇を想って泣いていたのかもしれません」(同)

 「勇者の旗」の歌詞は〈さあ 踏み出したその一歩が 勇者の証 あー 空高く掲げよう 勇者の旗を〉と締めくくられるが、木村が一歩を踏み出し、“勇者の旗”を掲げる展開はあるだろうか。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2023/07/09 06:00
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