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道枝駿佑、ファブリーズCM“引き継ぎ”で…平野紫耀の“後継者”的ポジションに?

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道枝駿佑

 なにわ男子の道枝駿佑が25日、P&Gジャパンのエアケアブランド「ファブリーズ」 の新CMに出演することがわかった。5月にジャニーズを退所した元King & Princeの平野紫耀から引き継ぐ形となり、新エースの証ともみられているが、平野ファンからは複雑な声が上がっている。

 新CMは同日の情報番組などで先行公開され、道枝が北斗晶&佐々木健介が演じる夫婦宅の「ハウスキーパー」役で出演。「ハウスキーパー道枝くん」という役柄や「だけじゃないんです!」という決めゼリフは、前任の平野からそのまま受け継いでいる。

 道枝ファンからは「新CMおめでとう!」「ハウスキーパー道枝くん、キラキラの笑顔でかわいい」などと歓喜の声が上がっているが、一部の平野ファンは複雑な反応を示した。それというのも、平野の「続投」を期待していた人が少なからずいたためだ。

 平野バージョンのCMは昨年7月からオンエアが始まり、ジャニーズ退所後も放映が続いていたが、今年7月に平野が滝沢秀明氏の新事務所「TOBE」への合流を発表したことで、ちょうど1年の区切りで終了するとみられていた。ところが、8月に入っても放映され、一部では「TOBE入りした平野と再契約したのでは」との憶測が飛び交っていた。P&Gは外資系企業であるため、日本企業と違って「ジャニーズへの忖度がない」とされていることも再契約説が持ち上がる要因となった。

 しかし、平野のCMは24日までにメーカーの公式YouTubeチャンネルから削除されており、新たに道枝の起用が発表されたことを踏まえると、契約は終了したとみていいようだ。

 道枝といえば、今年の日本テレビ系チャリティ特番『24時間テレビ』(26日~27日放送)内のスペシャルドラマ『虹色のチョーク』で主演を務めるが、平野もまた2021年の『24時間テレビ』のスペシャルドラマで主演を務めている。これに続いて「ファブリーズ」のCMも“引き継いだ”形となったことから、ジャニーズ事務所が「平野紫耀の後継者」的ポジションに位置付けているのではとの見方も浮上している。

 一方、Snow Manの目黒蓮も同じく平野の「後継者」候補と目されている。昨年、平野はコーセーの「敏感肌ケア」キャンペーンのCMに出演していたが、今年の同キャンペーンでは目黒が起用されたからだ。俳優として映画やドラマでヒットを飛ばしているところも、平野と重なる部分があるのだろう。

 ジャニーズとしては、ソロでもCM人気が高かった平野の抜けた穴をどうにか埋めたいはずで、現在の若手の2大エースともいえる道枝と目黒に白羽の矢が立ったのは理解できる。しかし、平野ファンにすれば「露骨な後釜づくり」とも映るため、反発の声が少なからずあるようだ。ただ、平野は近いうちに本格的に芸能活動を再開させるとみられ、そうなれば広告業界が彼を放っておくはずがないだろう。遠くないうちに、ジャニーズ時代と同様にCMで活躍するようになるかもしれない。

 一方、ジャニーズ内での平野からのCM引き継ぎは、事務所が誰をエースとして今後売り出していくのかという方針が透けて見えてくる。道枝は昨年公開された主演映画『今夜、世界からこの恋が消えても』が国内だけでなく韓国でも大ヒットとなっており、今年10月期にはTBSの「胸キュン枠」で知られる火曜22時枠の新作連続ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』で、主演・広瀬アリスの相手役を務めることも明らかになっており、今年後半にかけてさらに勢いが増すことになりそうだ。

 さまざまな問題を抱えるジャニーズを、道枝と目黒が「二枚看板」として引っ張っていくことになるのか、今後に注目したい。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/08/25 21:00
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