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東山紀之のJ新社長就任報道で『刑事7人』『必殺仕事人』のリニューアルに期待？

2023/09/07 09:00

テレビ朝日 東山紀之 刑事7人

東山紀之のJ新社長就任報道で『刑事7人』『必殺仕事人』のリニューアルに期待？の画像 — 東山紀之

　ジャニーズ事務所が9月7日に記者会見を開く予定だが、藤島ジュリー景子社長が辞任し、新社長に東山紀之が就任すると「文春オンライン」（文藝春秋）が報じ、注目を集めている。

　ジャニーズ事務所創業者の故・ジャニー喜多川前社長による未成年所属タレントへの性加害問題に関して、同事務所が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」（座長・林真琴前検事総長）が8月29日に調査結果の報告を行い、同族経営の問題点を指摘。藤島ジュリー景子社長の辞任などの提言を行った。

「外部の人間に社長職を打診したものの、断られたようです。結果、“事務所の長男”である東山に白羽の矢が立ち、事務所に育ててもらった恩もあるため、引き受けるにいたったとか。とはいえ、『文春』の続報では100％株主であるジュリー氏は社長の肩書が外れるだけで代表取締役の立場はそのままとのことで、世間からは『それでは何も変わらない』と批判の声が上がっています」（芸能ライター）

　仮に東山が社長に就任したとしても、待ち構えているのはいばらの道だ。

「被害者への損害賠償は莫大な額にのぼるとみられ、『ジャニーズ性加害問題当事者の会』が4日に開いた記者会見では刑事告発に踏み切る意向を示していることもあり、一部では100億円を超える可能性も指摘されています。また、この記者会見では当事者の会が『事実究明・対話救済基金』の設立を求めており、当事者の会代表の平本淳也氏は、あくまで再発防止チームの林氏との会話のひとつとして『毎年ジャニーズから3%売上くれれば、相当数の被害者救えるんじゃないですか？』と提案したと明かしており、実現すればさらに負担は増えそう」（週刊誌記者）

　元ジャニーズJr.の平本氏や土田一徳さんは、東山が性加害問題を知らなかったはずがないとも糾弾している。さらに東山にはジャニー氏さながらの“疑惑”も囁かれている。

「元俳優で格闘家の高岡蒼佑は6月、ジャニーズのバックダンサーをしていたという人物からのタレコミをSNSで紹介。飲みの席で東山が『お前もジャニーさんにやられてこい』という冗談をいつも言っていたと暴露しており、事実であればジャニー氏の性加害を把握していたどころか、それを冗談として関係者にも話していたことになる。

　また、2005年に出版された暴露本『SMAPへ―そして、すべてのジャニーズタレントへ』（鹿砦社）では、著者である元ジャニーズJr.の木山将吾氏が東山とのエピソードを綴っており、東山が食事中に突然自身の下半身を皿の上に出し、『オレのソーセージを食え！』と言い放ったとか。真偽は定かではないものの、東山が社長に就任すれば、こうした“黒歴史”が次々と明るみに出ることになりそう」（同）

　一方で、東山の社長就任を歓迎する意外な人たちもいるという。

「東山が社長となれば、2017年の放送開始からメインキャスターを務めている『サンデーLIVE!!』（テレビ朝日系）は降板となるでしょう。さすがに芸能事務所の社長がメインキャスターというわけにはいきませんからね。そして、同局で2015年からシリーズ化して継続されている東山の主演ドラマ『刑事7人』のリニューアルに期待している人も少なくないようです。もともとシリーズ化している割には特に高視聴率というわけではなく、ジャニーズや東山への忖度から続いているドラマと噂されており、ネット上では一向に向上されない東山の演技にブーイングが飛ぶのがお約束。さらに、紅一点だった倉科カナがシーズン8（2022年）の第1話で『研修』名目で卒業となり、代わりにジャニーズWEST・小瀧望が新レギュラーとなってジャニーズ色が強化されたこともひんしゅくを買いました。今年放送のシーズン9の最終回では東山演じる主人公が刑事を退職しており、これには視聴者からも驚きの声が上がりましたが、これも新社長の打診があったからと考えれば納得。東山の社長業はあくまで“つなぎ”ともいわれており、それが事実なら『刑事7人』自体はこのままシリーズ継続の可能性もある。となれば、東山復帰までは主演交代が考えられ、ドラマのクオリティがアップしそうだと歓迎する向きがあるのです」（同）

　東山といえば年に1回のペースで放送されるスペシャルドラマ『必殺仕事人』シリーズ（同）などもあるが、これも“東山卒業”によりリニューアルが期待されるところ。もともと俳優としての評価があまり高くない東山だが、社長就任が“役者卒業”のいい機会となるかもしれない。