日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > 和牛ラジオが痛切【週末お笑い雑話】

和牛ラジオが痛切、ナイツ塙ドッキリ、『水ダウ』ドッキリ……【週末お笑い雑話】

 今週あったお笑い界隈の話題をピックアップ! ライター・新越谷ノリヲと担当編集Sが勝手にしゃべります。お聞き流しのほどを~。

■和牛ラジオが痛切

編集S 和牛の『モーモーラジオ』(文化放送)が、解散発表後初の収録回でした。

新越谷 聞いちゃったなぁ、なんか真剣な顔で聞いちゃった。

編集S どうでした、ゲストの見取り図もやりにくかったでしょうけど。

新越谷 印象としては、川西めっちゃしゃべる、水田ぜんぜんしゃべらない。

編集S 確かに、先週のバイク川崎バイクがゲストだった回も聞きましたけど、水田がぜんぜん元気ないですね。『ラヴィット!』とかでは普通に元気なのに。

新越谷 スーマラの武智がYouTubeで水田の言葉として「コンビ関係が壊れてしまった」ということを言ってましたけど、今回のラジオは聞いてて痛切でした。

編集S 2人の今後についてもいろいろ聞けましたね。

新越谷 川西はもう漫才をするつもりはないと。水田ととことん向き合ったので、という話でした。水田のほうが何か言おうとすると、川西が「水田は全然いいと思うよ、誰かと組んでやってもいいと思う」とかぶせてきたり。

編集S 発表が前倒しになった原因も。

新越谷 週刊誌に憶測記事が出ることがわかって、来年3月末の予定だったものを急遽発表したと。リリーなんか、特に週刊誌に対して「犯罪だろ」くらい言ってました。近い後輩にとっては無念極まりないという。解散自体は今年の春には決まっていたというのも……。

編集S 再結成とか、ありえるんですかね。

新越谷 ありえるんじゃないですか、根拠ないですけど。

■ナイツ塙ドッキリ

編集S ナイツの塙が、めっちゃ謝ってましたね。

新越谷 あれは謝るでしょう。あれくらい謝らないと。これで収まればいいけど、くらいの大問題だと思う。

編集S 漫才協会のミーナというコンビに「M-1に漫協枠ができたから、1回戦と同じネタをやれば決勝まで行ける」というウソをついて、ミーナは結局2回戦敗退。所属のホリプロコムも了承していたこととはいえ。

新越谷 ちょっと筋の悪いドッキリでしたよねえ。塙はもう漫才協会の会長ですし、『M-1』の審査員でもあるわけで、もうそんな発言には説得力しかない。

編集S ですよねえ。

新越谷 たぶん塙のマインドとしてはネタとして成立する類のものだったと思うんですけど、ちょっと実際の立場が偉くなりすぎてたという。

編集S 対応は早かったですね。塙とミーナの3人でYouTubeに出て、和解を強調してました。

新越谷 『M-1』って、審査がガチですよというのが唯一絶対の美徳みたいなところありますからね。今年は古株3人の一掃も話題になりましたし、年々、審査基準がストイックになっていってる気がする。マヂラブの野田がよく「今はM-1がテレビより強くなってる」って言ってますけど、テレビ的にこういう人を上げとこうみたいな基準がどんどんなくなっていって、純粋な面白さで選ぶようになってると。そういう中で、ファイナルの審査員が予選審査に介入するような形になったので、そうとう怒られたと思うし、来年の審査員席もどうなるか、というくらいの問題だったと思います。

編集S やっぱり純粋な面白さで選ぶようになってきてるんですかね。

新越谷 それ感じたのが、去年キュウとカベポスターを両方上げたでしょう。知らない人から見たら見た目一緒だし、テレビ的なことでいえばどっちかでいいですもんね。

編集S ああ、なるほど。

■『水ダウ』ドッキリ

編集S 『水ダウ』の100万円ドッキリもなかなかの問題作でした。

新越谷 確かに、いろいろヤバそうな感じはしましたけど、さすがに周到だなと思いました。あと、あの子が話を持ち掛けられたときの「100万くらいなら……」みたいなリアクションがヒヤッとしましたね。あ、100万くらいならって感じなんだと。100万って、あの年代からしたら天文学的な数字じゃないですか。

編集S それは我々だけかもしれませんけど。

新越谷 あと、あおぽんさんでしたっけ、スタジオでVTR見てるときとか、意外にちゃんとリアクションしていて、ドッキリにひっかかりはしたけど結果スキル見せることになりましたもんね。イメージ的に損もしてるけど、得もあったと思う。そういうところで、『水ダウ』は周到だなと。

編集S 澤田会みたいなの、本当にあるんですかね。

新越谷 矢作とか設楽は「ナイナイ」って感じでしたし、実際そういうところと接点ないんでしょうけど、あるんだろうなぁとは思いますよね。放送後に弁護士さんが「こういう詐欺はある」ってポストしてるのも見ましたし。

編集S 詐欺もそうですけど、あーいう雰囲気の飲み会みたいなの、どうなんでしょう。

新越谷 あるんじゃないですか、知らないけど。アレク、皇治、アントニーっていうメンツがリアリティあるなって感じさせる時点で、あるにはあるんだと思う。

編集S ホントにあるのかなぁ。新越谷さんは誘われたことないんですか?

新越谷 あるわけないでしょう。っていうか、そんなに興味あるの? 行ってみたいの?

編集S そういうわけじゃないですけど。

新越谷 なんかヒザに乗っけてたよね、女の子。

編集S 乗っけてましたよね。乗っけてたなぁ。あるのかなぁ、あんなの。

新越谷 あるのかなぁっていうか、あなたもゆうちゃみレベルのタレントを売ったり、ケバブ流行らせたりしたら「編集S会」できますよ。そっちの方向でがんばったら?

編集S はぁ……。

(文=新越谷ノリヲ)

新越谷ノリヲ(ライター)

東武伊勢崎線新越谷駅周辺をこよなく愛する中年ライター。お笑い、ドラマ、ボクシングなど。現在は23区内在住。

n.shinkoshigaya@gmail.com

最終更新:2023/12/23 19:00
ページ上部へ戻る
トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

『光る君へ』中関白家の没落と道長の隆盛

──歴史エッセイスト・堀江宏樹が国民的番組・...…
写真
イチオシ記事

東野の“見た目イジリ”なぜ炎上しない?

 先月30日に公開された東野幸治のYouTubeチャンネル「東野vs」に、ぼる塾・あんりが出演した。  東野とあんりといえば、自他ともに認める“蜜...…
写真