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日テレ・水卜麻美アナ、管理職となって初めての試練はあの大型番組

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日本テレビ

 日本テレビの水卜麻美アナが、6月1日付の人事で管理職に昇進することが明らかになり注目を集めている。

 現在アナウンス部の主任を務める水卜アナは、新たに導入される人事労務制度に伴い「チーフスペシャリスト」に就任。すでに管理職を務めている40代、50代の先輩アナ2人の「リードスペシャリスト」より1つ上の等級となり、30代での管理職は異例の出世となる。

巷ではテレビ朝日の大下容子アナやTBSの安住紳一郎アナに続く、現役アナウンサーの立場での役員就任も期待されているが、「同局の規定では『チーフスペシャリスト』の2等級上が役員級となっていますからね。水卜アナのこれまでのスピード出世を見ても、役員昇進もそう遠くないかもしれません」とは同局の番組制作スタッフ。

晴れて管理職となる水卜アナだが、そんな彼女を待ち受ける初めての大きな試練と言われているのが、今夏に放送を予定している局を代表する大型番組『24時間テレビ』の存在だという。

今年で47回目の放送を迎える『24時間テレビ』といえば、近年はチャリティー番組をうたいながら出演者にギャラが発生していることへの疑問や「障がい者を利用した感動の押し売り」など一部視聴者からは厳しい声があがっている。

さらに、今年の放送に関しては、昨年11月に系列局の日本海テレビジョン(鳥取県)における元幹部局員による寄付金の着服問題が発覚したこともあり、例年以上の逆風が予想されている。

「『24時間テレビ』についてはスポンサーウケも良く、莫大な広告収入が得られるため、ウチの局としては何としても放送を継続したいところなんです。そのことはコロナ禍の緊急事態宣言下でも放送を敢行したことでもお分かりいただけるはず。今年2月にわざわざ再発防止策をアピールする特別番組を放送したのも、今年の放送への意気込みの表れでしょう」(前出の番組制作スタッフ)

 そんな同局にとって虎の子の『24時間テレビ』を守り続けているのが、水卜アナという。

「水卜アナはこれまで何度となく総合司会の大役を務めていますし、19年には『24時間駅伝』のチャリティーランナーも務め、21年の緊急事態宣言下での放送前の会見では先頭に立って番組をPRするなど、『24時間テレビ』を成功に導いてきました。一部視聴者からの厳しい声をはじめとする逆境の中、同番組が水卜アナの好感度の高さに救われている部分も多いですからね。昨秋に発覚した寄付金の着服問題により、これまで以上の逆風が予想される今年の『24時間テレビ』、その放送を直前に控えたタイミングでの水卜アナのサプライズ昇進人事に対しては、局内でもさまざまな意見が飛び交っています」(同番組制作スタッフ)

 管理職に昇進し、ますます局の重責を担うことになった水卜アナだが、その類いまれなる好感度で窮地の『24時間テレビ』を救うことはできるのか!?

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2024/05/27 09:00
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