まるで、いつか映画で見た地球外生命体である。太陽光の届かない深海の生物は、地上生物とはまったく別の進化を遂げているという。
26日、そんな深海生物の知られざる姿を捉えた写真200点以上が収録された書籍『深海』(晋遊舎)が刊行された。
同書に掲載されている写真は、水深6000メートル以下という超深海に生息する未知の生命体や、色鮮やかに発光するもの、マンガのキャラクターのようなもの、何だかよくわからないけれど大変に美しいものなど、どれも初めて目の当たりにするものばかり。その神秘の世界には、思わず息を飲んでしまう。
それにしても、いったいどうやってこれほどの数の写真を集めたのだろうか。
「フランスのジャーナリスト、プロデューサー、そして監督でもあるクレール・ヌヴィアンが、3年もの月日を掛け、世界中の研究者、海洋学者に協力を仰ぎ、潜水艇や無人探査機から撮影された写真を集め『ABYSS』という本を作りました。本書はその翻訳版になります。この『ABYSS』はアメリカを始め世界中で翻訳されているのですが、写真の発色の良さは、日本版が世界一だと自負しています(笑)」(晋遊舎・益永氏)
現在確認されているだけで約3000種、さらに、未確認の生物がどれだけ存在するかも分からないといわれる神秘の『深海』世界。その一端に触れてみてはいかが?





『深海』
著者/クレール・ヌヴィアン
判型/A4変形
出版社/晋遊舎
定価/3800円+税
もうひとつの宇宙は、海の底にある。
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