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「早く終わらないかな……」中居正広『婚カツ!』大コケでSMAP内格差が拡大中

konkatsu_cap.jpgフジテレビ『婚カツ』

「もはや脚本が悪いとか、PRが悪いとか、そういうことすら言わなくなりましたね(苦笑)。”こういう時代だから、家でドラマを見ないんだ”なんて負け惜しみ。でも、そのあとに『MR.BRAIN』(TBS)があんな良い数字を獲っちゃったもんだから……」(芸能プロ関係者)

 実際、中居のスケジュールがタイトだったり、ジャニーズのゴリ押しで直前になって原作と脚本が変えられてしまったりと、準備不十分でスタートした『婚カツ!』(フジテレビ)。PRも主演の中居ではなく、準主役や脇役の人間が主に行っていた。

「中居さんがWBCキャスターやらで忙しく、クランクインしたのが3月末ですからね。プロモーションなんて、ろくにできない。主役が出てこないプロモーションなんて、意味がないですから。それなのにスケジュール調整からドラマの中身まで、すべてジャニーズ仕切り。周囲はジャニーズに気を使ってばかり。今回の『婚カツ!』の失敗は、ジャニーズの権力が悪い形で出た結果だと思いますね」(前同)

 では、撮影現場の雰囲気はというと、「顔合わせや本読みの段階では、ものすごく明るい雰囲気でしたよ。中居さんなんてWBC優勝の上機嫌のままドラマに入りましたし、他のメンバーも大作慣れしてるから緊張することなく、和気あいあい。でも、回がすすむにつれ、あまりの低視聴率に、さすがにメインキャスト陣もかなり落ち込んでます。”数字獲れない役者だな”なんて自虐的な発言する人もいるくらいだし。上戸さんも肉体的というよりは精神的な疲労が大きいみたいで、現場で事務所の人に目と口を尖らせて”ダメ”みたいな顔をしているところも見ちゃいました」(現場スタッフ)

 実際、相当落ち込み「しばらくドラマはいい」と言っているキャストもいるほどだという。

「そもそもキャストが専門の役者じゃない。とくに主演の2人(中居&上戸)は、あくまでバラエティ、CMタレント。いくら脇を実力派が固めてるとはいえ、厳しいですよ。しかも脚本も悪い意味でフジテレビらしい、時代へのこじつけ感がアリアリ。現実離れしていて、誰も真剣に見る気も起きない。局内ですら”『婚カツ!』早く終わらないかな”なんて雰囲気になっちゃってます」(制作会社スタッフ)

『MR.BRAIN』には”後だしジャンケン”という批判の声が多いのも事実。とはいえ、数字を獲ったものが勝者である限り、キムタクの天下はまだまだ続きそうだ。全裸逮捕の草なぎ、もはや脇役しか回ってこない稲垣に比べれば中居はまだマシなほうだが、SMAP内の格差も日に日に広がりつつあるようだ。

私は貝になりたい

気持ちは分かる。

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最終更新:2009/06/02 08:00
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