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ついに関ジャニ時代の到来か!? ”震災後”の気になるジャニーズ勢力図

kanjani0512.jpg歌って踊れて笑いも取れます!?

 2011年春の番組改編もひと段落、この先のテレビ界でのジャニーズタレントの勢力図には、何か変化はあっただろうか。ジャニーズ事情に詳しい編集者に、グループごとの展望について聞いた。

「一番キテるのが関ジャニ∞であることは、間違いないと思います。ずいぶん前から『次は関ジャニ』『第2のSMAPになる可能性を秘めている』と言われていました。嵐の大ブレークも落ち着いて、ようやく順番が回ってきたのかなといった感じですね」


 グループの冠番組をはじめ、4月から村上信五と横山裕が日本テレビ系お昼の情報番組『ヒルナンデス!』の曜日レギュラーに抜擢されるなど、バラエティーのレギュラーはますます増加。大倉忠義と錦戸亮はドラマ出演。シングルCDが3カ月連続でリリースされれば、CMも森永ハイチュウや『モンスターハンター』、「入会、入会」のフレーズが印象的な音楽配信サイト「music.jp」などがめじろ押し。さらに今夏の日テレ『24時間テレビ』のメインパーソナリティにも選ばれるなど、関ジャニメンバーの姿を目にしない日はないような状況が訪れている。あるテレビ関係者が言う。

「以前から関西ローカルの情報番組に出演していて、ちょっとした芸人以上の話芸のスキルは評価が高く、お茶の間のなじみやすさは十分あると思います。ただ芸人と同じで、関西ノリが過剰に感じ取られてしまうと全国区で大きく成功しないこともあるので、そこに注意といったところはありそうですね」

 一方、嵐はといえば、昨年のシングル売り上げでAKB48に上位を譲ったり、メンバー主演のドラマなどの視聴率が思ったほど伸びなかったりもしたものの、

「一時の加熱人気から、安定期に入ったと言えるんじゃないでしょうか。若い人たちから支持されているという点はやっぱり大きいですね。3つの冠番組を中心に、CMなどもグループ、ソロともに多く、安定した人気はまだまだ続くと思います」(前出・編集者)

 と、ここまではある程度既定路線だったようなのだが、3月11日に発生した東日本大震災によって、少し状況に変化が出てきたと、この編集者は言う。

「日本中が異様な緊張感に包まれた中で、『やっぱりこういう時にはSMAPだ』という空気が流れました。『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の枠での緊急生放送や、ACやソフトバンクのCM、ジャニーズタレントの大規模なチャリティー活動『Marching J』でもSMAPだけが募金箱のところまでわざわざ行って集まったファンに声を掛けたりしていました。メンバーが個人的に4億円の義援金を寄付していたり、中居くんがお忍びで被災地に炊き出しに行っていたことが後から分かったりしたことなんかも、変な言い方ですが、『うまい』というか、『さすがSMAP』という空気を作りましたね」

 さらに、CD制作によって生じる物資や電力の不足に配慮し、新曲はダウンロード限定配信にされたが、プロモーション用のポスター等には、日の丸イメージなのか、白い服を着たメンバーの真ん中に赤い字で「SMAP FOR JAPAN」の文字が配置されている。まさに日本を背負うかのようでもある。

 さらに、これまで詳細が非公開にされていた「DASH村」が、福島第一原発事故の計画的避難区域にあることが明らかになったことで、村の周辺住民との交流が深かったTOKIOにも、大きな変化が訪れている。

「『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)では、お世話になっていた被災住民の元を毎週訪ねていたりしています。今のところ日テレ限定ではありますが、もともとTOKIOはお茶の間の好感度も高いですし、復興の象徴のようなポジションで活動していく可能性も高い。タイミングが違えば、今年の『24時間テレビ』のメインパーソナリティは急きょ、TOKIOになっていたかもしれませんね」(前出・編集者)

 一方、新曲の初動売れ行きが芳しくなく、急きょ握手会を開催したり、鳴り物入りだったはずの映画『あしたのジョー』もコケた上、原発事故を受け、西日本に「避難」したという報道まで流れるなど、今年に入って裏目裏目の山下智久だが、彼が所属するNEWSはどうだろうか。

「手越祐也がドラマや『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)、テゴマスの活動などで好調ですが、グループそろってテレビで見られることがほとんどないところが厳しいですね。錦戸亮がメンバーを兼ねていてデビュー時期も近い関ジャニと、どうしてこんなに差がついたのか、と嘆く声もあるようです」(前出・編集者)

 4月から冠番組がスタートし、NHK BSのジャニーズ番組『ザ少年倶楽部』の進行役にも抜擢されたのはHey! Say! JUMP。

「どちらもジャニーズJr.と一緒の出演で、かつてのタッキーのような、Jr.を引っ張っていくポジションですね。まずはそれぞれのメンバーの個性が出せて、ファン以外の視聴者に覚えてもらえれば、というところだと思うのですが、勢いがあるJr.に飲み込まれないようにね、というところはあります」(前出・編集者)

 思わぬ下克上は、あるだろうか。

浪花いろは節

よかったね。

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最終更新:2013/09/13 16:59
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