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“不良の格闘技大会”「THE OUTSIDER」にブラジリアン柔術が参戦!

maeda1031111.jpg格闘技界の未来を語る前田日明

 アマチュア格闘技大会「THE OUTSIDER」を主催するリングス・前田日明が31日、都内で会見を行い、11月13日に開催される「THE OUTSIDER 第19戦」(神奈川・横浜文化体育館)にブラジリアン柔術の選手を招へいすることを明らかにした。

 この日発表された追加対戦カードは3試合。うち、2試合にブラジリアン柔術の選手が登場し、アウトサイダー常連の”柔術弁護士”堀鉄平と”神速”ソルジャーボーイ一樹が迎え撃つことになった。

 出場する柔術選手について前田は、「群馬や浜松にブラジル人コミュニティがあって、柔術の愛好者が日本で練習していることは知っていた。実際にリサーチしてみると、世界選手権のチャンピオンが教えているようなところもあり、なるほど、と思えるようなレベルだった」と語り、「プロにしてみたい選手もいる」と明かした。

 また、今回ブラジリアン柔術選手との対戦となった堀鉄平は会見で「格闘技を始めたのは強いブラジル人に憧れて始めたので、喜んで対戦を受けさせていただきました。ブラジル人から一本勝ちしたいと思いますのでよろしくお願いします」と強気な一面を見せた。

 この日の追加カードの発表により、「THE OUTSIDER 第19戦」は3階級のタイトル戦、ロシア対抗戦、ブラジリアン柔術戦と、盛りだくさんの内容となった。

◆再始動リングスは「パウンド有り」ルール

 また、前田は来年3月9日に10年ぶりに復活する格闘技大会「リングス」について話が及ぶと、注目されていた大会ルールについて言及。「リングスはKOKルールを想起される方もあるかと思うが、今回3月9日に復活するリングスはパウンド有りです」とした。

 これにより、KOKルールを採用していた10年前のリングス後期より過激な試合となるが、前田は「総合の選手で、若いのに驚くほど壊れている選手がいる。これからは大会主催者側が選手の引退後の生活を奪わないということも考えていかなければならない」とし、あくまで安全志向、スポーツ志向のルール設定であることを強調。「総合格闘技を一時のブームではなく、永遠に格闘技スポーツのひとつのジャンルとして、バイオレンス(暴力)を見せるのではなく、選手の技能、技術、スピリットを見せるためのルールを形成していく」と語り、ダウン時の踏みつけやサッカーボールキックについては禁止する方向であるとした。

 その他、韓国の総合格闘技団体「ロードFC」との提携や、ZSTとの合同大会などアクティブな2012年を迎えようとしているリングス。格闘技界全体が斜陽を迎えるなか、前田日明が再び台風の目になろうとしている。

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ここから始まり、ここへ戻ってゆく。

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最終更新:2013/09/10 16:43
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