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「実力派の草なぎ?」「やっぱりキムタク?」SMAPドラマ視聴率王は誰だ!?

51NAQV7C2QL.jpg『ロングバケーション』(ポニーキャニオン)

 初回に19.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率を記録し、その後も安定した視聴率を獲得している、現在放送中のSMAP・中居正広主演の連続ドラマ『ATARU』(TBS系)。同じく現在放送中の草なぎ剛主演の『37歳で医者になった僕~研修医純情物語~』(フジテレビ系)も、現在まで好調だ。

 相変わらずドラマ界でも人気が高いSMAPメンバー。5人それぞれ、主演ヒットドラマの数々がある。ではこの5人、誰が一番高い視聴率を獲得してきたのだろうか。

 ナンバーワンがキムタクであることは、比べるまでもないかと思うが、ほかの4人は果たしてどうなのか。バラエティに強いリーダー中居なのか、フジテレビ系の『僕』シリーズが毎回好評の草なぎなのか、それとも、両さんに孫悟空、映画ではハットリ君など、キャラクター物に強く、小さい子にも人気がありそうな香取か、はたまた、最近では脇役として印象的な活躍の機会が多い稲垣なのか。現在放送中のものは除く、これまでのゴールデン/プライムの主演連続ドラマの(ダブル主演含む)、関東地方の平均視聴率で比べてみた。

 まずは木村拓哉から。初主演作が、あの『ロングバケーション』(フジ・1996年)。最高視聴率が36.7%で、平均視聴率29.6%、キムタクは最初からスゴかった。最も平均視聴率が高かったのが『HERO』(フジ・2001年)で34.3%、続いて『ビューティフルライフ』(TBS・00年)32.3%、『ラブジェネレーション』(フジ・97年)30.8%と、軒並み30%超えの高視聴率で(4位『GOOD LUCK!!』も30%超え)、最も平均視聴率が低かった『月の恋人』(フジ・10年)でも16.8%もある。結果は、昨年の『南極大陸』(TBS)までの計15本で平均24.9%という高い数値を記録した。

 続いて中居正広。平均視聴率が良かった順に、『白い影』(TBS・01年)20.3%、『砂の器』(TBS・04年)19.6%、『伝説の教師』(日テレ・00年)19.1%。ワーストは『婚カツ!』(フジ・09年)の10.5%で、主演10作品の平均は16.4%。

 草なぎ剛は、上から順に『僕と彼女と彼女の生きる道』(フジ・04年)20.8%、『いいひと。』(フジ・97年)20.4%、『成田離婚』(フジ・97年)18.6%。ワーストが草なぎ唯一の平均ヒトケタ作品となる、『猟奇的な彼女』(TBS・08年)の8.3%。主演13作品平均は15.8%。

 続いて香取慎吾。上から順に、『西遊記』(フジ・06年)23.2%、『人にやさしく』(フジ・02年)21.4%、『薔薇のない花屋』(フジ・08年)18.8%。劇場版まで公開された『こち亀』(TBS・09年)が慎吾ドラマのワースト9.3%という結果に。慎吾ドラマ、10作品の平均は16.6%。

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