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虎ナインも番記者も願う“アニキ”金本氏の「荒療治」って?

711arP3gUAL._AA1079_.jpg『金本知憲引退記念メモリアルDVD 虎バンDVD 鉄人・金本知憲引退 ~ありがとう! アニキ~』(ポニーキャニオン)

 首位巨人まで3ゲーム差。リーグ戦再開後も宿敵への追撃が不可欠な阪神に、新たな“再合体”プランが浮上している。昨年までチームを引っ張り、今年から解説者になったOBの金本知憲氏だ。疲れがたまる今の時期に、虎ナインも「アニキの荒療治」を願っているようで──。


 昨年、現役生活に別れを告げ、今年からスポニチ、デイリースポーツの野球評論家を軸に解説者生活をスタートさせた金本氏。

「最近では詐欺被害公判に出廷するなど、現役時代の負の遺産に足を引っ張られることも。『週刊新潮』(新潮社)とは、その一件の報道内容で係争中ですし、本来はあれだけの成績を残した選手なので、悠々自適な生活が待っていてもおかしくないと思うのですが」(スポーツ紙プロ野球担当デスク)

 だが、意外にも仕事で訪れた球場では「暗いそぶりは一切見せず、むしろ檄を飛ばしまくっている」(同)という。それだけではない。やはり、アノ後輩が餌食となっている。

「新井貴浩のことです。現役時代から金本氏が、新井に絶妙なイタズラを仕掛けまくったのは有名な話。で、金本氏が引退したので、新井も周囲に『ホッとしています』とつぶやいていた。ところが、解説の仕事で球場での練習中にベンチに来ると、きまって新井をヤジりだす。この前も『送球より走塁の練習をしてください~!』『サングラスをかけてたら、曇って何も見えませんよ~!』と言いたい放題。しまいには、選手のロッカーにまで“侵入”して、新井をイジり倒す(笑)。犠牲者は出ていますが、着実に現場の空気は明るくなってますよ」(同)

 今年の阪神でムードメーカー的役割を果たす選手といえば、メジャー帰りで金本氏同様、先輩の新井をイジる西岡剛と新井貴の弟・良太の2人くらい。だが、西岡は体が万全ではなく、良太は成績不振で10日から2軍落ちの状態。今の阪神を再び上昇気流に乗せるべく、引退してもこのチームは“アニキ”が引っ張ることになりそうだ。

最終更新:2013/06/24 15:00
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