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ゲイ監禁、ドラッグ摘発、中年太り……“80年代のポップアイコン”ボーイ・ジョージの華麗なる復活

51731khmVOL.jpg「This Is What I Do」

 1980年代に一世を風靡した英ポップグループ、カルチャー・クラブのボーカルだったボーイ・ジョージが、16年ぶりに新作「ディス・イズ・ホワット・アイ・ドゥ」を発表した。欧米ではひと足早く昨年末に音源が発売されたのだが、「20世紀のポップアイコンが、ついに魔法を取り戻した!」(ザ・テレグラフ)、「今年最高のカムバック作品」(ザ・ガーディアン)、「こんなに楽しそうなジョージは何年ぶりだろう」(インディペンデント)などと、イギリスの各メディアはこの新作を大絶賛。


「もともと歌唱力に定評があったボーイ・ジョージでしたが、50歳をすぎて渋みのある歌声を聴かせてくれます。ソウル風の軽快なポップスが多かったカルチャー・クラブ時代とは打って変わって、今作ではしっとりと歌い上げる感じが特徴です。評判通り、16年間のブランクを感じさせない、非常に優れた作品だと思いますよ」(音楽ライター)

 82年にデビューしたカルチャー・クラブは、ボーイ・ジョージの奇抜なメイクと艶のあるハイトーンボイスという中性的な魅力で人気を博し、「君は完璧さ」「カーマは気まぐれ」「ポイズン・マインド」「ミス・ミー・ブラインド」など、大ヒットを連発。日本でもアイドル的な人気を集めた。しかし、86年にボーイ・ジョージがドラッグの不法所持で逮捕されると、バンドの活動は停滞。ソロ活動を経て、98年にカルチャー・クラブとして活動を再開し新作を発表するも、翌年には再びバンド活動を休止していた。

「99年以降は主にクラブDJやテレビのコメンテーターとして活動していましたが、それよりもトラブルメーカーとして世の中を騒がせることのほうが多かった。07年には、ゲイ専門の出会い系サイトを通じて知り合ったノルウェー人男性を自宅に監禁し虐待したとして、逮捕されたこともあります。当時、ドラッグやアルコールで身を持ち崩したことで、かつての美貌も失われ、だらしなく太った中年のオヤジになり果てたビジュアルに驚かされたものです(笑)。ところが今回、PVを見るとダイエットに成功したのか、かつての美貌を取り戻しています。それどころか、全盛期も少々ぽっちゃりめだったのが、現在はグッとスリムになって精悍な印象さえ受けます。といっても、ゲイっぽい雰囲気は相変わらずですが」(同)

 80年代の洋楽を象徴するアイコンでもあるボーイ・ジョージだが、華麗なる復活を遂げた今作は日本ではどのように評価されるのか、興味の尽きないところである。

最終更新:2017/01/10 13:21
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