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「FLASH」発売中止騒動、その後……世界中のセレブから高額和解金訴訟が押し寄せる!?

51o+Iv5NSkL.jpg「ケイト・アプトン ポスター」

 6日発売の「FLASH」9月23日号(光文社)が発売中止となった件で、ライバル誌の「フライデー」(講談社)などは、その原因がネット上に流出したセレブ女優たちの写真を掲載したためだと伝えている。


 実のところ原因は別の写真で、未成年女性のものがあったという話もあるのだが、「FLASH」の関係者からは「かん口令が徹底されているので何が原因になったかは言えませんが、怖いのは掲載写真を理由に、高額な和解金を要求されること」だという。

「イギリスやイタリアなどでは、女性側が仕組んでわざと雑誌に写真を掲載させ、その後で高額な訴訟をちらつかせて和解による賠償を求める例がいくつもあります。日本でも過去に同じようなことはあって、売れなくなった女性タレントが筋の悪い連中と組んで写真を雑誌に持ち込んで掲載させ、後で高額な和解金を要求するというもの。一時期、流出写真ばかりを掲載した雑誌がありましたが、そうしたトラブルを抱えて廃刊になっています。今回の発売中止による被害はかなり大きいのですが、もっと怖いのは、そうしたトラブルに巻き込まれること」(同)

 世界中で話題になっているセレブ女優の流出写真については、意図的な流出ではないだろうが、この被害に飛びついているのが各国の有能な弁護士たち。顧問契約する女優たちに次々と訴訟の話を持ちかけ、すでにいくつかが提起されつつある。

 発売中止の「FLASH」に掲載された女優ケイト・アプトンの流出写真には、メジャーリーガーのジャスティン・ブルックス・バーランダー(デトロイト・タイガース)も一緒に写っていたが、バーランダーは親しい都内在住の野球関係者からこの話を聞き、現在弁護士に事態を調査させているという話だ。

 問題の掲載号は発売中止とはなったが、一部は食い止められず市場に流れており、ネットオークションなどで大量に売られてしまっている。セレブ女優らに無断で掲載されたものを訴えられた場合、まず雑誌側に勝ち目はないと思われ、高額な賠償地獄に陥ることも危惧されている。

「雑誌どころか、会社そのものが沈んでしまう可能性すらある緊急事態なのでは」(出版関係者)

 前述アプトンは映画女優としては名高いほうではない22歳のモデルだが、親族に下院議員や大企業の創業者がいる強力なセレブ。弁護士がすでに「間違いなく、我々のクライアントのプライバシーを侮辱的に侵害するもの」として法的措置の行使を断言している。

 日本の有名雑誌によくある「大々的なインタビュー記事を掲載することと引き換えに」なんて取引が通用しない相手なのは、言うまでもない。
(文=ハイセーヤスダ)

最終更新:2014/09/22 09:17
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