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中国・広東“日系企業の街”で「売春都市」形成中!? 娼婦30人が1,300万円の荒稼ぎ!

296_203719_1.jpg摘発は早朝に行われた。地元警察日本の機動隊のような装備で現場に詰めかけ、現場は物々しい雰囲気に。

 広東省公安庁は1月20日、同省恵州市で組織的に売春サービスを行うホテルを警察が摘発したと発表した。同庁によると、市内のホテル「南洋大酒店」を根城に昨年11月初旬から20日間ほどの間に、1,300万円以上を売り上げていた30人余りの娼婦を検挙。さらに、ホテルの従業員85人も共犯として検挙された。

 彼らは主にネット上で顧客を獲得。また、一度利用した客にほかの客を紹介させるなどして売り上げにつなげていた。

 この一件に、広州市在住の日本人男性は胸をなで下ろす。

「広東省といえば東莞市が性都として全国的に有名でしたが、昨年の掃黄(売春一斉摘発)で壊滅状態となった。そこで、もともと東莞で働いていた小姐たちが恵州に流れ、新たな売春都市が形成されているという話を私も聞いていたんです。いやぁ、うっかり遊びに行かなくてよかった……」

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 中央政府の大号令による掃黄も、まさにイタチごっこの様相である。

 一方、中国版Twitter「微博」では、

「盗んだわけでも奪ったわけでもないのだから罪はない」
「苦労して稼いだのに、捕まって没収されたら女の子たちがかわいそう」
「娼婦は体を売っているのに、一日の稼ぎは2万4,000円程度。そこからホテル代や管理者に渡すマージンが引かれたら、いったいいくら残ると思う? 薄汚い官僚や商人どもに比べたら、よっぽど清廉だと思うぞ。必要に迫られなかったら、売春なんてしないだろう」

 などと、娼婦たちに同情的な声が上がっている。

 恵州市にはソニーや日立、ブリヂストンをはじめ、多くの日系企業が生産拠点を構えており、日本人の駐在員や出張者も多い。現地の男性諸氏は、「君子危うきに近寄らず」を心がけるべきだろう。

最終更新:2015/03/02 11:39
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