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こじるりが「新国立競技場」を痛烈批判! 政治家の放漫経営をバッサリ

 年収500万円の家庭が1億円の借金を抱えている。もし、そんな家庭があれば「なんて馬鹿なんだ」とあざ笑い、その家庭に「20万円貸してくれ」と言われても、多くの人たちが断りを入れるはずだ。

 これは今、世界を騒がしているギリシャの話ではない。日本の話である。現在、日本の借金は1,000兆円を超えている。ちなみに、国内総生産が約5兆円。家計に置き換えれば、年収500万円の家庭が1億円の借金があるのと同じである。ちなみに銀行関係者に話を聞くと「年収500万円のサラリーマンが、銀行から借りられるのは2,000万円~3,000万円。それ以上になると、返済のために生活費を削らないといけなくなってくる」とのこと。逆に言えば、年収500万円の家庭が1億円の借金を返すためには、極貧生活を強いられるという意味でもある。とはいえ、日本国民の生活は苦しくなっていない。その理由は、借金返済を後回しにしているからである。

 2000年の借金は、いまの半分程度だったが、そんな日本が、さらに借金を増やそうとしている。1,300億円をかけて建て替えるはずだった新国立競技場が、さらに倍以上の金額がかかることが明らかになったのだ。

 そもそも、1,300億円もかけて建て替えること自体にも懐疑的な人が多く「改装で十分なのでは?」という声があがっていた。

 政治家たちの感覚に、『アッコにおまかせ』(TBS系)メンバーたちも疑問に思ったようで、7月12日の放送でも、6月28日に続き、この問題を取り上げて疑問を呈した。その中でも、特にエキサイトしていたのが、小島瑠璃子だ。

 森喜朗の「極めて妥当な金額だと思う」という発言に対して「これは森さんがお金持ちだからそう思うだけですよ」と痛烈な皮肉を浴びせるなど、政治家の放漫経営に「税金でなんでもやるな!」と批判した。

 小島の指摘通り、ほとんどの政治家たちが富豪層である。さらにいえば、年齢的にも今の政治家たちが日本の膨れ上がった借金に苦しむことはない。「普通のOLと変わらない」収入の小島だからこそ、政治家たちの金銭感覚に対し、秀逸なコメントができたのかもしれない。
(TV Journal編集部)

最終更新:2015/07/17 09:15
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