少女300人以上を強姦・殺害した「アンデスの怪物」 今もどこかで生きている!?
1980年、南アメリカ西部に位置するエクアドル共和国のアンバトで、8歳~12歳の少女たちが次々と行方不明になるという事件が発生した。両親は必死になって探したが、地元警察は「家出ではないか」と判断し、積極的に捜査をしようとはしなかった。娘の顔写真をコピーし、情報提供者には報酬を渡すというビラを街灯に貼りまくった親もいたが、有力な手がかりは寄せられなかった。
しばらくすると少女たちの遺体がひとつ、またひとつと発見された。そしてみな強姦された上で絞殺されていた。しかし警察は「犯人につながる遺留品がない」「目撃者もいない」として容疑者が特定できない事件として捜査をするのを面倒くさがった。そうしているうちにも少女たちは誘拐されレイプされ殺されていった。
■不審な男が捕まる
3月9日の日曜日、午後4時頃、食事もできる人気市場プラザ・ウービナで軽食を販売していた老女に「何を売ってるんだ」と話しかけてきた男がいた。男は料理よりも老女の11歳になる娘エリーシアを舐めるようにじろじろと眺め、話しかけた。
エリーシアは無視したのだが、男は何度も彼女のもとに戻ってきては「こっちにおいで」「一緒に遊ぼう」と誘った。気味悪いと思ったエリーシアは老女である母親に告げ口をした。老女は「そういえば最近、少女たちが次々と誘拐され犯されて殺されるという事件が起こってるじゃない!」と直感。
市場の仲間に声をかけ大急ぎで立ち去ろうとした男を取り押さえた。老女は「アタシの娘をさらって殺そうとしたんだろ!」とヒステリックに叫びながら問いつめた。男は「無実だ。オレはおとなしくて真面目な男だ。盗みなんかもできやしない、清らかな心を持つ男だ」と必死で反論。しかし市場の者たちは男を疑い、警察に突き出した。
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