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岡村隆史ANN『27時間テレビ』名物コーナーから垣間見る、明石家さんまの“お笑い怪獣”ぶり

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 7月30日深夜放送の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)は、恒例となった『27時間テレビ』(フジテレビ系)の裏話が数多く披露された。さらにネタコーナーでは、毎度おなじみの明石家さんまの留守電ネタが読み上げられた。

「岡村さんの自宅留守電に、さんまさんから、面白かった芸人ランキングが吹き込まれていたという実際のエピソードをもとにしたもので、『27時間テレビ』放送後のラジオでは恒例ネタとなっています。良い点、悪い点が細かく列挙され、タレントだけでなく、中継の地方局アナウンサー、素人出演者まで、テレビに映ったすべての人間をリスナーがランク付けするものです」(放送作家)

 今年は群馬県の「とらのコ」のネタが採用され、ランキングの順位は、3位が元プロボクサーの具志堅用高、2位は大久保佳代子の飲み仲間平田さん、1位はテノール歌手の秋川雅史となった。

 ちなみにナインティナインの順位は、9点の195位。マラソン前の大久保さんに言った脱水症状に気をつけて「ダッスイゴレライがあったから」という岡村コメントがマイナス40点のほか、数々の欠点が指摘された。ナイナイがオチ担当になるのもネタの“お約束”だ。『27時間テレビ』を本当に27時間見続けなければ書けないネタであり、岡村も「よお見てくれてますね」と感心していた。

 さらに、ネタの面白みが増しているのは、“さんまがダメ出しする”というシチュエーションにリアリティがあるせいだろう。

「さんまさんは、とにかく寝ないことでも知られています。起きている間は、あらゆるお笑い番組をチェックしているとも。マイナーな深夜番組までフォローしており、若手芸人が思わぬところで“ダメ出し”をされることもあるようです。いつでも気が抜けないと若手芸人は戦々恐々ですよ」(同)

 留守番電話ネタは、明石家さんまの“お笑い怪獣”ぶりを象徴するエピソードなのかもしれない。
(文=平田宏利)

最終更新:2015/08/06 20:00
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