早すぎる死が悔やまれる… 志半ばにして早死する無名若手芸人
お笑い芸人の相原慎吾さんが、8月13日早朝に、くも膜下出血のため31歳の若さで亡くなった。相原さんは、吉本興業に所属し、同事務所の養成所である東京NSC12期生だった。同期には渡辺直美、ジャングルポケットらがいる。相原さんのTwitterは死の前日まで更新され、プロフィールには「特技は受付、V出しなど手伝い全般です。新喜劇にも出演させて頂いております」とある。世間的にはほとんど無名の芸人だろう。
「吉本興業の若手芸人は、基本的にそれぞれのマネージャーが取り仕切る“派閥”に所属し、芸事に限らず、雑用全般もこなしながら、仕事のチャンスを待ちます。相原さんもそうした若手芸人のひとりだったのでしょう」(放送作家)
相原さんに限らず若くして亡くなった芸人はいる。近年でも、2011年5月20日には、サンミュージックに所属するワンツーギャンゴの今井辰紀さんが、30歳の若さで死去している。相方は芸人を引退し、コンビは解散となった。今井さんの死を受けて、事務所の先輩芸人であるカンニング竹山は、追悼として、自身のラジオ番組で、ビートたけしの『浅草キッド』を流した。カンニング竹山の相方であった中島忠幸さんも、2006年12月20日に白血病の治療中、35歳の若さで亡くなっている。
「『浅草キッド』は、ビートたけしさんがかつての相方への思いを歌ったものです。一般的にモデルはビートきよしさんと思っている人も多いのですが、さらに無名の新人時代の相方です。若くして志半ばで亡くなってしまった芸人たちにも通ずるものがありますね」(前出・同)
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