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広末涼子も内田有紀も「バカすぎる」!? せっかく“目標達成”も、その後の行動が……

naomitokanako0205.jpg『ナオミとカナコ」公式サイト(フジテレビ)

 広末涼子さん、内田有紀さんダブル主演の『ナオミとカナコ』(フジテレビ系)は第6話。前回、カナコ(内田)のDV夫・達郎(佐藤隆太)を殺し、山中に埋めることに成功した2人。不法入国者で達郎のそっくりさん・林を達郎のパスポートを持たせて中国に帰すことで、失踪演出も完璧。だったはずですが……。

 直美(広末)は、達郎が横領した(ように見せかけた)金の引き出し先である斎藤順子の家に、達郎失踪で調査に乗り出した銀行員と同席。しかし、認知症である斎藤は、達郎の存在を完全に忘れていました。そうなると、斎藤の口座から金を引き出せるのは直美だけ……疑いの眼差しを向ける銀行員……。

 一方、加奈子の家には達郎の姉でキャリアウーマンの陽子(吉田羊)が。陽子は達郎から死の直前、法人営業部に“栄転”したことを聞いていました。そんな達郎が失踪などするはずない、加奈子は何かを知っていると踏んでのものでした。具体的な根拠はありませんでしたが、コワモテな雰囲気で詰め寄られ、動揺する加奈子……。

 結局、斎藤が寸前のところで達郎のことを思い出し、陽子もとりあえずは様子を見るだけで終了。なんとかセーフってところでしょうかね。その後、達郎(に似てる林)がATMで金を引き出す防犯カメラに映像や中国への渡航が発覚。状況的に達郎は「クロ」ということでした。銀行としても大事にはしたくない様子で、調査を打ち切るとのことでした。これで2人の計画通り、ということなのですが……。

 陽子はその後、今度は直美の職場へ。達郎が失踪した日、直美が加奈子と連絡を取り合っていたことを知っており、2人が失踪に関与していると踏んだのです。当然つっぱねる直美ですが、陽子の疑いは晴れるわけがありません。

 陽子はその後、銀行に行き、達郎の同僚と話をします。同僚が語るには、今回の横領には不可解な点が多すぎるということ。優秀な銀行員であった達郎が横領するには、あまりにも犯行がバレやすい、場当たり的な行動の連続だそうです。達郎が横領したとは思えない……と。うーん、どんどんとほころびが……。

 そんな中、直美と加奈子は実家への帰省を理由に富山に旅行に。おいおい、さすがに緊張感がねーだろ、当分大人しくしとけや! と思ったのは私だけではないでしょう。

 富山でおいしいものを食べ、温泉旅館に宿泊した2人。その間も、陽子は2人の身辺を調べていました。2人が同時に帰省することは当然怪しみます。ほらいわんこっちゃない。

 翌日、直美は加奈子とともに故郷の新潟へ。直美は、かつて死んだ父からDVを受けていた母と再会し、当時の思いを聞きます。DVを恐れつつも、行動できなかったことを後悔しているという発言を聞き、直美は自分たちの行動が正しかったのでは、と改めて思うのでした。

 旅行から帰った2人。加奈子のマンションについた2人を待ち受けていたのは、陽子でした。陽子が口にした言葉に、直美と加奈子は追い詰められていくのです……。

 殺人計画はともかく、その後の2人の行動がずさんすぎる気がしますね。大人しくしとけば疑われないような行動も多々あります。果たして2人は逃げ切れるのか……緊迫感がある同ドラマ、次回も非常に楽しみです。

(文=どらまっ子KYOちゃん)

最終更新:2016/02/19 19:30
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