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「もう、カラダを売っても生きられない」“熟女”風俗嬢の売春格差 『熟年売春 アラフォー女子の貧困の現実』

 業界に足を踏み入れて早20年近く。相手にした男は数千人以上。夫は、池袋の飲食店でパートをしているという妻の言葉を今でも信じ続けている。

 現在、風俗をはじめ“裸の世界”で働く女性は年々増加し、全国に約40万人以上いるといわれる。その過半数が熟女と呼ばれる年代の女性たち。美貌と品の良さから、74歳でも現役AV女優として働く女性が登場する一方で、裸の世界から弾かれ困窮の中で細々と性的サービスを提供し、日銭を稼ぐ女性も存在するのだ。

 需要と供給が逆転してしまった性産業が、“女性最後の駆け込み寺”として機能していた時代は終わった。普段あまり明るみにならない世界だが、私たちの知らないところで暗い日常が顔を覗かせている。

最終更新:2016/03/20 18:00
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