日刊サイゾー トップ > その他 > ウーマン・ウェジー  > くわばた「行為中に他の男が浮かぶのは男の責任、これ正論」

くわばたりえ「女が行為中に他の男を妄想するのは男側の責任、これ正論」と言い切ることの危険

 今月15日に放送された『バイキング』(フジテレビ系)にて、「夫とのセックス中に他の男性を想像する妻は許せるか?」というテーマでコメンテーターたちが激論を交わした。中でもお笑い芸人・クワバタオハラのくわばたりえ(39)の発言がネット上で注目されている。

 くわばたは「許せる派」として、「(セックス中に他の男を)想像せなアカンようにもっていった男のほうが悪いんちゃう?」「こっちがめっちゃ(夫を)好きやったら他の人を想像しなくてもいいんですよ! それをわざわざ想像せなアカン作業! そこまでさせるアンタら、何してんの?」「正論ですよ、これが」と、夫側に原因があると確言した。

 すると、同じく「許せる派」の小籔千豊(42)が「それやったら、さっきの不倫(ゲスの極み乙女。川谷絵音についての議論)の時、よう『許されへん』言うたな」「女性が(セックス時に)別の男性を想像するのは『お前(夫)が悪い』言うて、不倫した方は怒るんか。(夫に)不倫されたとしても、お前(妻)が満たしてへんから、不倫するんちゃうんか。バカタレ!」と反論。この意見にくわばたは何も返せなかった。

 これに対し、ネット上では「私も女だけど、別に旦那が悪いとは思わない」「くわばたの『妻目線でみんなが言いづらいことを代弁してあげますよ』感って何なの? 頼んでない」「相変わらず偉そう」と同性によるくわばた批判が相次いでいる。

 くわばたといえば、2008年にコアリズムダイエットに成功したことで、関連書籍を2冊出版。翌年4月には一般人男性と結婚。2010年に長男、2013年に次男、2015年に長女を出産し、またも関連書籍を3冊出版するなど、近年は芸人ではなくママタレのような活動が目立っている。

 くわばたのブログによると、今月14日には育児アプリ「みてね」のパパ限定イベントに登壇し、「夫婦仲良し」をテーマに「私の過去の失敗」「私の悩み」などの話を30分間展開したとのこと。以前から、たびたび育児イベントにトークゲストとして出演しているそうだが、会場にて今回の『バイキング』のような非常に偏った主観的な発言を「ママ代表」として放っているとしたら、さすがに困る。

 くわばた自身が、夫婦関係や育児に対してどういった考えを持とうが個人の自由だ。そして、彼女に対して「はっきりした物言いがリアルで良い」「人間味がある」と好感を持つ人もいる。しかし、メディアやイベントといった公衆の面前で、違う生き方、考え方の女性たちがいることをスッ飛ばして、自身の発言だけを「正論だ」と言ってしまうのはいかがなものだろうか。“リアル”がウリとなっているくわばたにとって、「あれは番組を盛り上げる演出やから」なんて割り切ってしまえば命取りとなるのだから。

(夏木バリ)

最終更新:2016/03/20 09:30
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