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週刊誌スクープ大賞

天皇陛下の生前退位報道、宮内庁全面否定も「NHKに抗議せず」その深いワケとは?

motoki0725「週刊ポスト」(8/5号、小学館)

今週の注目記事・第1位
「天皇の『覚悟』と『宮内庁の五人組』」
「小林よしのり×所功『安倍首相よ、天皇陛下の悲鳴が聞こえているか?』」(「週刊ポスト」8/5号)
「『天皇陛下』生前退位に<12の大疑問>」(「週刊新潮」7/28号)

第2位
「巨人菅野が『4代目ミスマリンちゃんをお持ち帰り』撮った!」(「フライデー」8/5号)

第3位
「『緊急事態条項』だけは通さない強い覚悟を!」(「女性自身」8/2号)

第4位
「巨泉さん家族の怒り『あの医者、あの薬に殺された』」(「週刊現代」8/6号)

第5位
「本名『能年玲奈』を奪った前事務所の“警告書”」(「週刊文春」7/28号)

第6位
「200億円市場に膨らんだ『水素水』を信じてよいのか?」(「週刊新潮」7/28号)

第7位
「PL学園野球部『二十四の瞳』が見たゲームセット」(「週刊ポスト」8/5号)

第8位
「株価2倍! 死せる岩田社長 生けるポケモンを走らす」(「週刊文春」7/28号)

【今週の論争記事】
「鳥越俊太郎『女子大生淫行』疑惑 被害女性の夫が怒りの告白!」(「週刊文春」7/28号)

《巻末付録》現代とポストのSEX記事の勝者はどっちだ!

 さて今週は都知事選の文春の報道を取り上げて、記事の内容はもちろんだが、こうした記事を選挙期間中にやることの是非を含めて考えてみたい。

 各メディアによる都知事選中盤の調査結果が出てきた。それによると小池百合子氏が優勢、元総務相の増田寛也氏がこれを追っていて、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏は苦戦しているようである。

 ワイドショーなどでは、鳥越氏の苦戦は文春の記事の影響があるとレポーターたちは見ているようだ。

 そうだとしたら、文春は小池、増田両氏のスキャンダルも報じるべきではないか。どんな人間でも叩けば埃の一つや二つは出る。ましてや政治家を長くやってきたのならと、私は考えてしまう。

 選挙中でありながら特定候補のスキャンダルだけを流すのは、ジャ-ナリズムのあり方としていかがなものか。文春側は、小池氏の政治資金の問題も増田氏の岩手県知事時代の県政の問題点も報じているというのだろうが、インパクトが違いすぎる。

 文春の記事を紹介する前に、新潮について紹介しておこう。新潮は鳥越氏の毎日新聞記者時代、イランのテヘラン支局長として赴任したときに女優の岸惠子とウワサになったという程度の話である。

 だが、文春のほうは「女子大生と淫行」していたというのだから穏やかでない。

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