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14.5%! 好調続くTBS『A LIFE~愛しき人~』超トゥーマッチなマサオと“ドロドロ不倫劇”の行く末

14.5%! 好調続くTBS『A LIFE~愛しき人~』超トゥーマッチなマサオとドロドロ不倫劇の行く末の画像1TBS系『A LIFE~愛しき人~』番組サイトより

 日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)第7話の視聴率は14.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。前回より0.8ポイント下げたものの、安定の今期トップをキープです。

 主役の天才外科医・沖田(木村拓哉)はとりあえず置いておいて、今回は、にわかに人気沸騰中の壇上記念病院副院長・壇上壮大(浅野忠信)こと“マサオ”を中心に振り返ってみましょう。

 前回、沖田と妻・深冬(竹内結子)が抱き合っているのを見てしまい、鬼の形相で立ち去ったかと思ったら、急にニヤニヤしだすなど不安定な様子だったマサオ。今回はニッコニコで鼻歌を歌いながら(しかもドヴォルザーク)、お豆腐を切っているシーンから登場です。すっかり昨夜のことなど気にしていないのかと思ったら、抱き合う2人を脳裏に浮かべながらニヤニヤしていたようです。怖い。

 実はマサオ、昨夜あのシーンを目撃した後、不倫中の顧問弁護士・榊原(菜々緒)を呼び出していました。一度は榊原との不倫を解消することにし、顧問からも外したマサオでしたが、たぶん抱いたんでしょう、翌日にはまた榊原を顧問に戻すことにしていました。

 副院長室でマサオと榊原が昨夜の情事について話していると、正妻・深冬がやってきました。深冬は重篤な脳腫瘍を患っていて、天才・沖田でも後遺症の出ない手術の方法が見つけられない状態。深冬は、神経が傷ついて障害が残ってもいいから、早くスパッと切ってもらうことにしました。障害が残ればマサオに「負担をかけてしまうことになる」けど、手術を受けさせてほしいと願い出たのです。

 マサオは、まったく納得がいきません。沖田を呼び出し、「あきらめるのか!」「俺は認めないぞ!」と詰め寄りますが、沖田が「あきらめてないよ!」と言い返すと「おまえも苦しいんだよな……」と、途端に理解を示します。あいかわらず、情緒が、もう……。

 とはいえ、今回も病院経営については頑張っています。桜坂中央病院との提携を取り付けて銀行を安心させると、さらに赤字を垂れ流して経営上問題になっている小児外科を「潰そうと思っている」と言い出しました。

 小児外科は壇上の原点。深冬も小児外科の指導医を取ったばかりですし、深冬の父・虎之介院長(柄本明)も、そんなの認めるはずがありません。しかしマサオは、とんでもない策を考えていました。なんと、壇上を桜坂の傘下に入れてしまえばいいというのです。

「手に入らないなら、いっそのことなくしてしまえばいい」

 そのマサオの言葉が、病院のことだけではないのを、不倫中の美人弁護士・榊原は見抜いていました。

「深冬先生のことも、そう思ってますよね」

「気持ちが自分にないなら、いっそのこと死んでしまえばいいのに……そう思ってますよね」

 マサオは、強く否定することをしません。榊原はそのマサオの態度に、妻に対する深い愛を見るのでした。

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