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【おたぽる】

ホラー要素にアクション、人間ドラマありの新作CGアニメ映画『バイオハザード:ヴェンデッタ』スタッフインタビュー

ホラー要素にアクション、人間ドラマありの新作CGアニメ映画『バイオハザード:ヴェンデッタ』スタッフインタビューの画像1左から、カプコン・小林裕幸氏(原作監修)、辻本貴則監督、清水崇エグゼクティブ・プロデューサー

 株式会社カプコンが誇る大ヒットサバイバルホラーゲーム『バイオハザード』(以下、『バイオ』)シリーズを原作とした新作フルCGアニメーション映画『バイオハザード:ヴェンデッタ』。

 本作は、劇場版『呪怨』シリーズで知られるホラー映画の巨匠・清水崇氏がエグゼクティブ・プロデューサーを務めるほか、監督には『機動警察パトレイバー』の実写版シリーズや『ウルトラマンX』といった作品を手がけるなど、アクション演出に長けた辻本貴則氏、脚本はアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズの深見真氏、音楽は劇場アニメ『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』など映画やアニメ、TVドラマ、ゲームとさまざまなジャンルで活躍する川井憲次氏という実力派スタッフが集結。

 5月27日の公開を間近に控えて行われた完成披露試写会舞台挨拶では、辻本貴則監督が「勝負作」と自信をのぞかせていた(参照記事)。

『バイオ』シリーズのファンにはおなじみのキャラクター、クリス・レッドフィールドとレオン・S・ケネディといった2人の主人公が、ニューヨークの街を襲う大規模バイオテロを阻止するために奔走する姿を描く本作について、「おたぽる」では、清水崇エグゼクティブ・プロデューサー、辻本貴則監督、そして原作『バイオ』シリーズのプロデューサーで本作では原作監修を務めた小林裕幸氏にインタビューを敢行! 

 見どころや制作時のエピソードなどについて、たっぷりと話をうかがった。劇場へ観に行くか迷っている方には、本記事が選択の一助となるはずだ。

■“原点回帰”でゲーム1作目のホラー感を

――CGアニメ映画第1作目『バイオハザード ディジェネレーション』(08年)、2作目『バイオハザード ダムネーション』(12年)から主要スタッフが一新され、豪華な顔ぶれが揃った今作ですが、まずはスタッフィングの経緯について教えてください。

小林裕幸(以下、小林) そもそもの座組が変わったのが大きな理由です。まず、制作がマーザ・アニメーションプラネットさんになり、そこから清水さんと脚本の深見(真)さんにお話をしました。清水さんには当初監督をお願いしたのですが、お忙しかったために今回はエグゼクティブ・プロデューサーとして残っていただいたんです。紆余曲折を経て辻本さんが監督に決まり、辻本監督から音楽の川井(憲次)さんにお声掛けいただくかたちで主要スタッフが決まっていきました。

辻本貴則(以下、辻本) ゲーム1作目のホラー感を出す“原点回帰”というテーマがあったんですが、そのホラー色は清水さんでバッチリだから、「『バイオ』といえばアクションもできる人がいいよね」というところで、お声掛けいただきました。

――“原点回帰”をうたったホラー描写といえば、冒頭のシーンは特に顕著ですよね。

清水崇(以下、清水) そのシーンも最初は決まっていなかったんですが、制作途中で、「ゲーム1作目を彷彿とさせるような洋館を出したい」という話が出て、それがどんどん具体化していった感じです。

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