セックス中に実況中継! 松田翔太似の30代男性に馬乗りで「ちゃんと言葉にして?」【連載:出会い系女子】
こんにちは! エッチな小説デビューは小学六年生の時だった、白雪魔夢子です。『表紙がドスケベじゃない』という一点だけで選んだその小説は、隠語が入り乱れた、いわゆる『言葉責め』を多用する作品でした。小学生の私には『悶える』『痺れる』『勃起』と、かなり読めない漢字があったのですが、それでも時折、出てくる「ああッ」とか「いいッ」とかいうセリフだけで濡れたのを覚えています。
言葉責め……。大人になったら、私も「種付けしてやるッ!」とか「孕めェッ!!」とか言われながらセックスされるものかと思っていましたが、リアルではそんなこと滅多にないんですよね。私も言葉責めをされながら、思いっきり突かれたい♡ と思っていた時に、こんなメッセージが届きました。
『はじめまして、魔夢子さん。僕は大人の出会いを探しておりました。僕は官能小説を読むのが好きで、自分で執筆もしています。魔夢子さんに興味があれば、セックスをしながらエッチな言葉で責め続けることも可能です。いかがでしょうか?』
彼の名前はH君。プロフには30代中頃とあり、写真はなし。希望する相手の年齢は『18~19歳』、希望する体形『ナイスバディ』というところから、だいぶ夢見がちな男性とお見受けしました。白雪は32歳。体重は60キロ強。彼は私を見ても臆することなく、イマジネーションをフルに使った言葉責めをしてくれるのでしょうか。
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美意識の高い男子!? 一瞬、引いたけど…
当日、無事に彼の車を見つけて乗り込む白雪。彼は黄色と黒を基調とした派手めなチェック柄のシャツ。細身の男性で、映画『ライアーゲーム』に出演していた時の松田翔太君のような、緩くウエーブのかかった長髪という個性的な髪型。
第一印象で「うわッ。美意識高そう……苦手!!」と若干引いてしまった白雪は、それとなーく、髪型について触れてみました。すると、H君は「俺、くせっ毛だから、ちょっと切らないとこんなふうになるんだよね」とのこと。ただの天パだったのね。さらに、派手なシャツも夏のセールで安かったので買ったそう。こだわりの強いおしゃれさんではない模様。美意識の高い男とセックスして前にひどい目にあった白雪は、とりあえずホッとしました。
白雪「官能小説はどこかに発表してるの?」
H君「一応、ネットにあげてるよ。閲覧数はほとんどないんだけど」
白雪「今はどんな話を書いてるの?」
H君「え、恥ずかしいから教えられない!」
白雪「えー! 知りたい! 知りたい! シチュエーションだけでもいいから!」
H君「……バトルもの、かな。美少女戦士が触手の妖怪にめちゃくちゃにされる話」
小説愛に火が付いたH君は、そこから触手モノの良さについて熱く語ってくれました。きっかけは、学生時代に見た葛飾北斎の春画『蛸と海女』だったそう。白雪もスマホで検索してみたのですが、女性が大きなタコにクンニ、小さな蛸にディープキスされながら、体中を触手で愛撫されるというエッチな絵でした。
フェラされている絵を好むならともかく、女性がクンニされている絵に惹かれるなんて……す・て・き♡ 女性を喜ばせるサービス精神旺盛な人っぽいじゃないですか。これはエッチに期待が持てそうです!
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言葉責めされるはずが…
白雪の住んでいるところは田舎なので、使うホテルは限られています。キレイなホテルが3件と、ボロいけど安いところが数件。中でも白雪は小さな山小屋風になっているドライブインタイプのホテルが好きなので、今回もそこにしました。
シャワーを浴びて、いざベッドイン! まず動いたのは、Hくんのほうでした。白雪をぎゅっと抱きしめて、耳元で一言。
H君「甘い匂いがするよ……小さな赤ん坊になったような気分だ……」
オッ!? いきなり、言葉責めですか? 『赤ん坊』って小さいし、わざわざ『小さな』なんて付けなくて良くない? と一瞬、いじわるなことを思った白雪ですが、ぺろっと乳首を舐められた瞬間、そのソフトな舌の感覚に頭の中が真っ白になりました。
H君「エッチな子だね。すぐに硬くなっちゃって……もっと舐めてあげる」
H君上手!! どこかで聞いたような言葉責めはいまいちだけど、舌テクはイイッ!! べろ~っと舌の腹を使って柔らかい部分で舐めるのが最高なんですよ!! しかも、右の乳首をいじりながら、触れるか触れないかのフェザータッチで白雪の体をさわさわと触ってくるH君。脇の下からヨコ乳を触る技まで。なんていう技ですか!?
自然な動作でパンティを脱がされ、その間もH君は、耳元で実況中継をしてくれます。油断していると、時折、耳の中にねちょっと舌を入れられ、「ちゃんと感じてる?」とまた責められてしまいました。そして、そのまま全身リップ。そしてクンニ。
H君「魔夢子ちゃんのあそこから甘酸っぱい汁が垂れてきたよ。感じてるのかな?」
もうだめ!! 私にも責めさせて!!
口の周りを白雪の愛液だらけにしたH君の唇を奪いに行きます。H君は白雪の不意打ちの攻撃にびっくりしたのか、舌を入れてくれませんでした。責めるのは好きだけど、責められるのは苦手なの? ああん、そんなことを知ったら、白雪のS心がもうどうにもとまらない~(山本リンダ風)
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H君の下唇を吸い、いやらしく舐める白雪。不意に上唇と下唇の間にわずかにできた隙間にぐいっと舌をねじこむと、H君はびっくりしたように体を硬直させました。それから、徐々に舌を出すH君。白雪はその舌にねっとりと自分の舌を絡めます。
白雪「し・た・い?」
唇を離すと、今度は彼のほうから唇を寄せてきました。白雪が彼のあそこを触ると、そこはカチカチになっています。白雪はもう我慢できず、彼の上に馬乗りになりました。彼の陰茎を優しく掴んで中に引き入れると、白雪のあそこは熱く、トロトロになっています。
白雪「どうして言葉にしてくれないの?」
H君が無言なので、白雪はお尻を持ち上げて抜いてしまいました。H君が「アッ」と悲しげな声を上げます。間髪入れずにもう一度腰を落とすと、「ああッ」とH君が悶えました。
白雪「ちゃんと言葉にしてくれなきゃ」
H君は涙目になりながら、ぽつぽつとしゃべり始めました。私の中がすごく温かいこと。キツくて少しでも動いたら果てそうだということ。肉壁の摩擦が気持ちいいこと……。H君が吐息交じりに何か言い終えるたびに、ご褒美を与えるように腰をちょっとだけ動かすと、中がこすれて気持ちいイ……ッ!! わ、私もイッちゃいそう……!!
今回の教訓『言葉でしっかり伝え合うと気持ち良さは何倍にもなる♡』
言葉責めされるつもりが、いつの間にか立場が逆転していました。でも、最高に気持ち良かったです♡
初心者さんは、ハードな言葉責めよりも、お互いの状況を実況し合うくらいのほうが興奮できるかもしれないですね! “言葉責め”というと、男性にエッチな言葉を言わされるのが主流ですが、女子が馬乗りになって、男性にエッチな言葉を言うように促すのも、かなりおすすめです!
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