風俗の面接って何をするの? 意外と簡単に入れてしまう風俗業界
これまでmessyで風俗嬢の本音を聞いては記事にしてきた筆者。話を聞けば聞くほど、「つらいことも絶対あるけど、それでお金をもらえるなら……」とあやうく業界入りしてしまいそうに(?)なりますが、風俗嬢の友人たちはみな口を揃えて「入らなくて済むなら入らないほうが絶対良いよ」と言います。
彼女たちは何かしらの決断をして、風俗という業界に入りました。まずは風俗嬢になると決意するのが第一関門ですが、その次に待ち構えているのは、風俗店への連絡と面接です。
風俗の面接って「なんだか怖そう」なイメージがありますが、実際はどのようなものなのでしょうか。ピンサロ・ヘルス・ソープとさまざまな業種&店を経験した現役風俗嬢のりりあさん(23歳/仮名)に風俗の面接について話を聞いてみました。
意外とすんなり入れてしまう風俗店
りりあさんいわく、風俗スカウトを通して入店するパターンもあるそうですが、彼女は今まで自分で店に連絡して、店のスタッフと面接の日程を決め、面接→入店してきたそう。
「●ニラとか、ま●きゅーもといった高収入求人サイトを見て、店を決めて、そこから店に連絡する感じですね。普通のバイトを探すみたいな感じで、地域とか業種とかを選んで。サイトには待機方法(個室か集団か)や、アリバイ会社の有無なども明記してあるんで、そういうのを見て、店を選ぶ感じです。私は、店のサイトで客側にはどんなプレイができると説明しているのか、どんな女の子が在籍しているのかって部分も見てます。求人に書いてあることと違う場合もあるので、店のサイトも見ておくべきですよ」
サイトのメールフォームから連絡を送ると、比較的すぐ連絡が戻ってくるので、それで面接の日程を決めるそうです。
「面接はだいたい店の事務所とかですね。特別容姿などに問題がなければ本当にすんなり入店できてしまいます。私が受けた数店はスタッフさんもヤ●ザみたいな人ではないし、圧迫面接でもないですよ。高級店とかでない限り、下着姿になって面接、というのもなかったです。セクハラもありませんでした。スタッフさんには『なんでこの業界入ろうと思ったの』『お金何に使うの』というのを聞かれますね。とくに業界未経験だと『本当に入店する?』『無理しなくてもいいよ』と言われました。店側としては、入店はしてほしいけど、無理矢理働かせて面倒なことになるのは避けたいと考えているのかもしれません」
りりあさんさんいわく「普通の見た目の女の子で、問題なく面接をこなしたら」、どの業種も想像以上にすんなり入れてしまうそうです。「太っている場合は、おデブさんを集めた専門店もありますし、若くない年齢だったら、人妻・熟女店もあります。自分に合いそうな店を選ぶのもポイントなんじゃないかな」とも話していました。
ここまですんなりすぎてビックリしましたが、りりあさんいわく、「ひとつだけ注意がある」そう。求人などでよく見る、入店祝い金制度についてです。
「『入店すれば10万円!』と求人で謳っている店もあるんですが、実際には入店祝い金がない場合が結構あったりします。ある場合も、決められた回数出勤したらもらえるというパターン。一度、あるデリヘル店に入店した時、求人に書いてあった入店祝い金について聞くと、すっとぼけられたことがあって。ちなみにその店はヒマすぎるクソ店でした……。祝い金目当てで入店すると、肩透かしをくらう可能性が大きいかもしれません」
思ったよりも低い風俗業界へのハードル。風俗系の求人サイトを見ると、多くの店が募集を募っていました。「入りやすい」ということは、「辞めやすい」ことでもあると思うので、風俗嬢需要はつねにあるのかもしれません。
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