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Jリーグ開幕! 毎年的中の“降格チーム”を今年も聞いてみた

Jリーグ公式サイトより

 2015年には清水エスパルスのJ2降格をチーム状態の取材から、どこよりも早く予測(参照記事)し、同様に16年には名古屋グランパスエイトのJ2降格(参照記事2)、昨年は大バッシングを受けていた横浜Fマリノスの躍進を断言(参照記事3)していたライターたちに、今季のJ1リーグを占ってもらった。

「まずJリーグの放映権を持つDAZNが、今までにない施策を取っています。たとえば、開幕節のFC東京×浦和レッズの試合を無料配信します。スカパー!時代には、ドル箱のアウェイでの浦和戦を無料で視聴させるなんて考えらなかった。また、DAZNはサッカーサイトだけでなく、著名なライターのサイトにも広告を出すらしいです。個人、今の言葉でいう“インフルエンサー”を使ったマーケティングは、スカパー!時代では考えられません」(ライターA氏)

 ライターたちは、DAZNが昨年以上にJリーグを一般層に届けようとしていると捉えており、相乗効果でJリーグが昨年以上の盛り上がりをみせると推測している。では、今年の台風の目となるクラブはどこになるのか?

「やはり、セレッソ大阪でしょう。ユン・ジョンファン監督の手腕が素晴らしく、選手を戦術にフィットさせている。また昨季優勝した川崎フロンターレの根幹を作った風間八宏監督率いる名古屋グランパスも順位をかき回してくれそうです。長谷川健太監督率いるFC東京にも期待できますし、昨季の上位チームも変わらず優勝争いをするでしょう」(ライターB氏)

 そう饒舌に語る一方で、「今季は降格チームを予測するのが難しい」と付け加える。

 選手の総年俸から降格チームを考察すれば、Vファーレン長崎は3億円未満で、ぶっちぎりの最下位。ベガルタ仙台や湘南ベルマーレも3億円台で、5億円から7億円の間に、低い順からサガン鳥栖、コンサドーレ札幌、柏レイソル、サンフレッチェ広島、ジュビロ磐田、清水エスパルスと続く。資金力から考えれば、長崎、仙台、湘南の3チームとなりそうだ。

「長崎の高木琢也監督は、同じような状態の横浜FCを昇格から1年でJ2に再降格させてしまいましたが、その時の経験を生かすと思います。というより、長崎をJ1に残留させないと、J2専任の監督といった烙印を押されてしまう。湘南も同様ですが、今年はいつもの昇格時とは違い、主力が残留している。残留争いでポイントになるチームは、良い意味ではミハイロ・ペトロヴィッチ監督率いる札幌で、悪い意味では城福浩監督率いる広島です。札幌はジャイアントキリングを起こす雰囲気がありますが、広島はまったく読めません」(ライターC氏)

 では、降格する3チームはどこなのか? サポーターの怒りを買うのを承知で尋ねると、「長崎。あと2つは難しいですけど広島。んー仙台かな」(同)とのこと。果たして最後に笑うのはどのクラブだろうか? 今週末、J1リーグが開幕する。
(文=TV Journal編集部)

最終更新:2018/02/22 18:00
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