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視聴率低迷中のフジテレビに「スペシャル月9」の動き……2~3クールぶっ通し、木村拓哉主演で!?

木村拓哉

 視聴率低迷にあえぐフジテレビ。特にドラマ部門の不調は顕著で、1月クールに放送されたプライムタイムの連ドラ3本は、すべて視聴率6%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区)に沈んでいる。

 かつてフジドラマの看板だった「月9」でも、2016年以降に放送された9本のうち、全話平均が2ケタに到達したのは人気作の続編だった『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season』のみ。4月からは人気脚本家・古沢良太を迎えて長澤まさみ主演の『コンフィデンスマンJP』が始まるが、マスコミの間では月9枠そのものの消滅もささやかれ始めている。

 ところが、フジは月9を廃止する気はさらさらなく、それどころか新たな巨大企画の動きがあるという。

「19年に、2~3クールを通して『スペシャル月9』を放送するという企画があるんです。漏れ伝わってきている話では、翌年に控える東京五輪をモチーフにした物語で、主演には木村拓哉の名前が上がっています。かつて五輪選考直前の不祥事によって夢を断たれた元選手が、コーチとして五輪代表選手を育成する話だとか……」(テレビ関係者)

 木村といえば、SMAP解散の「原因を作った」として各方面からたたかれまくったものの、先日までテレビ朝日系で放送されていた『BG~身辺警護人~』の視聴率が全話平均で15.2%を記録するなど、底力を見せたばかり。俳優としての評価はさておき、まだまだ数字を持っていることを証明している。

「しかも、木村は昨年10月期の月9に内定していたものの、亀山千広前社長の更迭によって白紙になっていた経緯もある。今回の企画はスケールも大きく、本人も前向きになっているといいますよ」(同)

 木村拓哉主演で「スペシャル月9」という究極ともいえる“フジテレビらしさ”に、視聴者は付いてくるだろうか?

最終更新:2018/03/30 22:30
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