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GACKTが“仮想通貨トラブル”で総スカンに!? 金融庁からのマークも……

「スピンドル」公式Twitter(@SpindleZone)より

「芸能人格付け王」こと、歌手のGACKTが大ピンチだ。野田聖子総務相をめぐる“圧力疑惑”の重要人物としてクローズアップされているからだ。

 野田氏は今年1月、金融庁の調査を受けていた仮想通貨業者B社の関係者を同席させた上で、金融庁の担当者を事務所に呼びつけ、説明を求めた。

 B社は昨年10月からGACKTを広告塔にして、独自の仮想通貨「スピンドル」を販売。ところが、1月に、仮想通貨交換業者として登録を受けておらず、申請もしていないB社に資金決済法違反の疑いがあるとして金融庁から通告を受け、書面での回答を求められた。

 この通告の数日後、野田氏の秘書はB社の関係者を伴い、経緯を金融庁に説明させたという。金融庁側にしてみれば、違反業者の隣に大臣秘書が同席しているのだから「よきに計らえ」という無言の圧力を感じても不思議ではない。

 仮想通貨スピンドルは通称「ガクトコイン」と呼ばれ、GACKTは立ち上げに関わった中心メンバーの1人。昨年末より熱心に素晴らしさを伝え、220億円程度の出資金を集めることに成功したという。

 上場前のプレセール時のレートは1スピンドル(SPD)=30円弱。ところが、5月19日に国外の海外の5つの取引所で上場したスピンドルは大暴落し、いきなり1SPD=3円弱になってしまった。現在は1SPD=1円以下で取引されており、出資者の多くは大損害を被ったわけだ。

 他方で、GACKTら“胴元”グループは上場直後に数千万円分のスピンドルを売り抜け、ボロ儲けしたという情報も……。

「仮想通貨市場は株式市場と違い、まだ法整備が整っていない。その間隙を縫って、無名の草コインを利用した詐欺まがいのICO(資金調達)が横行している。『1年後に100倍になる』『全世界が注目している』などの甘言で出資者を募り、その後、市場で一気に売り抜く。近年、元関東連合などの半グレ集団が“胴元側”と結託して、この手法でボロ儲けしています。スピンドルの値動きも、まさにそれ。GACKTさんも『知らない』では済まされません」とは、仮想通貨に詳しいITライター。

 現在、金融庁のほか、国税局もGACKTをマークしているという。こうなると、さすがにテレビ各局は手を出しづらい。

 過去、自宅をガサ入れされたり、側近男性が逮捕されたり、巨額投資詐欺にまんまとダマされるなどの金銭トラブルに見舞われてきたGACKTだが「今回は現職の総務大臣も絡んでいる案件。スピンドルをめぐっては『詐欺じゃないか!?』と指摘する専門家もいる。これまでの金銭スキャンダルとはレベルが違います。しばらくは各局“出禁”でしょう」(テレビ関係者)という。

 GACKTといえば、テレビ朝日系の人気番組『芸能人格付けチェック』で無類の強さを発揮。“違いのわかる男”として認知されているが、今回ばかりは事の重大さに気付かなかったようだ。

最終更新:2018/07/29 10:00
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