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大量露出もCD売れず・・・・・・ 聖子は古巣で甦られるか?

20070922_01.jpgバレーを応援している場合じゃない??
<サイゾー10月号より>

古巣サンミュージックとの音楽制作面での業務提携をして、この秋から同社と新作の制作に入る松田聖子。ところが、それに先だって発売したCDの売れ行きが芳しくないという。

「聖子は、4月の『NHKスペシャル』を皮切りに、主要歌番組や8月にはバレーボール・ワールドグランプリのサポーター、アニメ『ドラえもん』で本人役の声優をするなど大量露出を図りました。所属レコード会社ソニー・ミュージックが仕掛けたものですが、これだけの露出と話題があったもにもかかわらず、CD売り上げはさっぱりのようです」(某レコード会社社員)

 5月に発売されたシングル「涙がただこぼれるだけ」は、オリコンチャート38位が最高で、実売は3万枚以下、6月発売のアルバムも実売は大苦戦と噂される始末だ。PVなどプロモーションには相当のカネをかけたようで、赤字は必至である。

「戦略ミスと言われても仕方ない。これは制作グループが聖子の言いなりだったため。今回、本人の希望もあって、久しぶりに聖子自身の全曲作詞作曲・プロデュースを売りにしたが、インパクトもなく、作品のクオリティも高くなかった。やはり聖子の曲は、優秀なクリエイターたちの力があってこそ。アルバム全曲を自作させたのは明らかに行きすぎですよ」(音楽業界関係者)

 また、「涙が」のPVに、聖子の指名でケイン・コスギが出演したが、ソニーのスタッフは彼がサンミュージック所属であることも知らなかったとか。

「聖子はサンミュージックへの媚びもあり、ケインを推したんでしょうが、それを不自然に思ったり、反対する声が現場から上がらなかった。普通、もう少し旬な役者を使うでしょ。聖子を野放しにした側の責任も重い」(同)

 とまぁ、不満の声が各所から噴出するのも、大スターへの期待の裏返し。テレビ露出もプロモーション効果が薄いとなると、やはり楽曲勝負なのだ。

 10月から18年ぶりに聖子と組んで新作の制作に入るサンミュージックは、どんな手綱さばきを見せてくれるだろうか。          
(今上 明)

最終更新:2013/10/09 19:56
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