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「あなたはセクハラの代名詞」根拠なき誹謗中傷続ける東村山市議

20080207_murayama.jpg「東村山市民新聞」HP内、「薄井・女性差別問題
のまとめ」

 昨年5月、東村山市で現職の市議である朝木直子氏と矢野穂積氏が、新人市議の薄井政美氏に対して「セクハラ議員」「元風俗ライターで市議にふさわしくない」などと攻撃を続けていた事件。詳細はこちらの記事(「サイゾー」2007年8月号掲載)に詳しいが、この事件について、年末にひとつの結論が出された。

 朝木・矢野両市議は、薄井氏がかつて出版社社員として風俗店の取材などをしていたことなどをとりあげ、「元風俗ライターに市議の仕事は無理」などと主張し、風俗店や歓楽街に関する取材や記事執筆の経験だけを取り上げて、薄井氏を「売春推進論者」「男女差別主義者」などと決め付け、「薄井さんはすぐに市議を辞めるべき」といった、言いがかり的ともいえる誹謗中傷を繰り返している。

 また、昨年6月、朝木氏は薄井氏が以前に風俗情報配信サイト『マンゾクTV』に出演していたことを取り上げ、この事実をもって「セクハラ行為に該当する」と主張。朝木・矢野両市議が運営するインターネットサイト『東村山市民新聞』で執拗な攻撃を繰り広げる一方、東村山市が定める男女共同参画条例第14条にも違反しているとして、市に対して薄井氏への辞職勧告決議等を行うよう申立を行った。

 そして、昨年12月27日付で、東村山市から朝木氏の申し立てに対する調査処理結果通知書が出された。そのポイントを要約すると、『マンゾクTV』は一企業が合法的に運営しているインターネットサイトであり、薄井氏は単に業務として出演していたに過ぎない。また、風俗情報を発信するメディアで仕事をしていたからといって、それがただちに「市議としての資質にかかわる」などと判断することはできない、というものであった。

 つまり、インターネットサイトで風俗店の情報番組に出ていたことはセクハラには該当しないし、それが市議としての資質に欠けるものとも断定できない、との判断がなされたと考えてよい。ごく当たり前の、常識的な見解であろう。

 とにかく、これによって薄井氏に対して公的に「セクハラ行為を行った市議」というレッテルを貼ろうとする朝木氏の目論見は失敗したといえよう。

 これに対して、薄井氏は自らが運営するブログで、自身や支援者に対する「セクハラ」などの不適切な文言を「即刻削除していただきたい」と表明した。さらに、今年1月23日、東京地裁八王子支部の敷地内において、薄井氏は朝木氏と矢野氏に「(サイトから)セクハラなどの言葉を削除してください」と訴えた。

 一方の朝木・矢野の両市議は、これに対し、あいまいな返事で避けたり、ニヤニヤと笑って薄井氏やその場に居合わせた筆者らを揶揄するような発言を繰り返した。さらに、矢野氏に至っては、セクハラ問題はもう結論が出たと主張する薄井氏に対して、「問題はこれからだ」と発言。さらに薄井氏に向かって「あんたはセクハラ議員の代名詞!」と言い放った。

 ちなみに、この地裁八王子支部ではこの日、朝木・矢野両市議が一般市民からの辞職勧告を求める請願に対して、名誉毀損の訴えを起こした民事訴訟の口頭弁論が行われており、薄井氏らとのやり取りもその直後のものだった。こうした市民からの請願に対して訴訟を起こすというのは異例のことであり、訴権の乱用=恫喝訴訟(SLAPP)の疑いもあろう。

 さらに、朝木・矢野両市議については、さまざまな疑惑が取り沙汰されている。それらについて話を聞こうと、この日に出廷した筆者は法廷で両氏に取材を試みた。ところが、朝木氏は筆者が口を開かないうちに、「話すことなんて何もない」と完全な取材拒否の姿勢。ひと言でも話を聞きたいと平身低頭願い出たが、「どうしてアナタに話さなければいけないの!」と朝木氏はヒステリックに叫ぶばかり。矢野氏も「あんたは薄井さんの関係者だろう。だったら話すわけにはいかない」などと言ってきたため、ライターとして取材を続けているだけと筆者が答えると、「なんだ。あんたは無関係なんだな。それなら何も話す必要はない」などと、こちらを煙に巻くかのようにまくし立てた。朝木・矢野の両市議は、こういった態度で取材を拒否し続け、自らのサイトやチラシで一方的な主張を繰り返している。

 その両市議のサイト『東村山市民新聞』では、2月6日現在においても、「薄井・女性蔑視、差別問題(「特殊性風俗=ソープ・ヘルス」宣伝「市議」)」「市条例に真っ向挑戦、女性蔑視、障がい者蔑視」「『東村山グルメ日記』のマサこと『超セクハラ日記』の薄井さん!」「『風俗ライター』と同じ意識で市議の活動ができるとお考えですか?」「薄井さんの言動は、東村山市条例に違反しています」などの薄井氏やその支援者たちに対する文言・表現は削除されていない。
(橋本玉泉)

東村山市
東京都の多摩地区にある人口15万人弱の市。70~80年代、志村けんの「東村山音頭」で一躍全国区になった。市議定数は26。直近では、今年の4月22日選挙が行われた。

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最終更新:2008/02/08 19:50
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