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“小悪魔ニューハーフ”椿姫彩菜、その可憐さの原点とは!?

tsubaki.jpg大学ではフランス文学を専攻する彩菜さん。
(写真/有高唯之 ヘア&メイク/天野良美・マーヴィ)

 青山学院大学3年生の現役女子大生で、雑誌「小悪魔ageha」(インフォレスト)のモデルの中でもアイドル的人気を誇る椿姫彩菜さん。パッと見は清楚なお嬢様系だが、実は男として生まれ、性適合手術を受けたニューハーフという異色の経歴の持ち主。「あのアイドル、かわいい!」なんて思っても、周りの女の子のように、単純に憧れるだけでは済まない幼少期を過ごし、今では逆に、女の子から憧れられるアイドル的存在になった彼女が先月、著書『わたし、男子校出身です。』(ポプラ社)を出版した。

「ドキュメンタリー番組で、私のライフスタイルを密着取材していただいたことが何度かあって、出版企画の話をたくさん頂いたんです。カラダは男として生まれたけど、男じゃない。私がそういう大きなコンプレックスを抱えて生きてきたこと、それを乗り越えて前向きになれたことを書くことで、同じようにコンプレックスを抱えている人たちにも勇気を持ってほしいというメッセージを伝えたかったんです」

 彼女がモデルを始めたのは2年ほど前。夜の仕事をしていた頃、彼女の噂を耳にした「小悪魔ageha」編集長が雑誌創刊にあたり、ブログにメールをくれたことがきっかけだという。

「『小悪魔ageha』に出始めた頃は、正直、メディア恐怖症だったんです。まだ事務所にも入ってなくて、テレビのクイズ番組とかで『この中で男は誰でしょう』みたいなことをやらされて、『私は男じゃないのに』って。誰も信用できなくなってました……」

 そんな彼女にとって、「女性誌モデル」は憧れの存在であり、絶対に手が届かないと諦めていたもの。だが、念願の女性誌に、彼女は「ニューハーフ」として登場した。

「隠すのは嫌だったから、公表したんです。そしたら、『コンプレックスと戦う姿に感動しました』『勇気をもらった』という声を女の子たちからたくさん頂いて。私にも役立てることがあるんだ、私が生きてきたことはムダじゃないって、初めて思わせてくれたのが『小悪魔ageha』でした」

 「見る人に勇気を与える」というのは、まさにアイドルの条件。ところで、彩菜さんにとっての「アイドル」は?

「フツウの女の子と同じで、『安室ちゃんかわいい』『あゆかわいい』とか思ってたけど、自分は絶対になれないとわかってたから。キャビンアテンダントになりたいと思ったこともあったけど、なれない現実に絶望してました」

 だが、「小悪魔ageha」のモデルを始めると、モデル仲間から「どうやったら、そんなに女の子らしくなれるの?」と聞かれることが多く、驚いたそうだ。確かに、容姿だけでなく、話し方も表情もしぐさも、実に可憐。

「男の子として育てられたから、かわいい服も着られなかったし、かわいいしぐさもできなかった。普通の女性として生まれてたら普通にできたことを、私ははたからずっと羨ましく見てたから、それが自分の中で蓄積されて、頑張れたんじゃないかと思います。スタート地点がマイナスだったから」

 大学入学後、ついに性適合手術を受けて戸籍を変え、1年の休学の後に一女子大生として復学。毎日忙しく大学に通う、今の心境は……?

「普通の、当たり前のことがすごく幸せ。今まで病院や役所、学校などで、カラダが男というだけで、散々いろんなことを言われて泣いてきたから」

 学業にモデル業にと、大忙しの彼女も大学3年生。そろそろ就職を考える時期だが、就職活動はしないという。

「やりたいことが見つかったから。こうやって生きてきたことを前向きに生かして、女性の幸せをプロデュースする仕事に就けたらいいなと思ってます。実際に今、女性の『あったらいいな』をカタチにするというコンセプトのお菓子をプロデュースしてるんですよ」

 法律上は結婚できるが、現実的には難しいし、子どもも産めない。そうした問題にも、今は前向きだ。

「子ども服をデザインしたり、自分で子どもを産んで育てる代わりに、孤児院を作ったりしたい。結婚は難しいから、代わりに、女性を幸せにするウェディングプランを考えたり……」

 女性として歩き出した彩菜さんの夢は、まだ始まったばかりだ。
(田幸和歌子)

『わたし、男子校出身です。』

これだけキレイなら、結婚も夢じゃないですよ!

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椿姫彩菜(つばき・あやな)
1984年7月15日生まれ。幼少時からの苦難やその後の手術の詳細などをつづった著書『わたし、男子校出身です。』をポプラ社より上梓。オフィシャルブログ

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最終更新:2008/07/04 17:45
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