日刊サイゾー トップ > カルチャー  > 林真理子のエッセイは”勘違いダイエッター”のバイブルである

林真理子のエッセイは”勘違いダイエッター”のバイブルである

kireinahito.jpg「『綺麗な人』 と言われるようになった
のは、四十を過ぎてからでした」(光文社)
だ、そうですよ!

 多くの女性の関心事といえば、ダイエットである。それにしても、林真理子先生のダイエット話にはウンザリだ。週刊文春の連載コラム「夜ふけのなわとび」では、何回かに1回は「0.8キロ痩せた」「2キロ太った」「ダイエットを始めた」という話題が入る。トレーナーについたり、断食道場に行ったりと、情熱とカネをかけてダイエットに励むのだが、はっきり言ってハヤシマリコが数キロ痩せたところで何も変わらない。

 だいたいダイエット以前の問題として、食い過ぎなのである。大食いエピソードの1つに「わんこ鮨コハダ勝負」がある。先生はコハダが大好物で、食べ出すと止まらないそうだ。なじみの鮨屋ではコハダばかり25カンも食べるという。25カン。食い過ぎだよ。

 先生はこう続ける。

「コハダ二十五カンももう遠い日の出来ごと。この何年か私は、ダイエットのため炭水化物を極力食べないようにしている。なじみのお鮨屋などとうになくなってしまった」

 はぁ~またダイエット話かよ、と思いきや、

「それなのに今、私はお鮨を頬ばっているのである」(文春の連載をまとめた書籍『なわとび千夜一夜』より)

 ダイエット中にどういう流れでそういう展開になるのでしょうか。こんなんばっか。もう食うな。

 オヤジ向け文春のコラムでこんなんだから、ananの名物連載「美女入門」ではさぞかしすごいことになっているんだろう、と思って「美女入門」シリーズを読んでみた。内容を大雑把に解説すると、

・服買った
・いい男とデートした(ハヤシマリコ語の「デート」は「ワリカンで食事」のこと)
・太った
・ダイエットした
・太った
・食べた
・痩せない
・太った
・太った
・太った

といった感じだ。本当だ。女性向けコラムのため、文春よりもダイエット比率が高い。

⇒この続きは、「サイゾーウーマン」で!

最終更新:2008/10/01 12:14
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

小池百合子都知事周辺で風雲急!

今週の注目記事・第1位「小池百合子元側近小島敏...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真