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前田日明インタビュー

「世界一安全なリングで好きなだけ暴れろ」THE OUTSIDER 第7戦展望

tos_main.jpg“和彫り”者同士のクロスカウンター。こんな風景、
「THE OUTSIDER」じゃなきゃ見られない!?

 前田日明が立ち上げた不良系格闘技イベント「THE OUTSIDER(ジ・アウトサイダー)」。今年3月には両国国技館興行を成功させるなど、順調に回を重ねているが、気になるのは今後の展望だ。次回大会からいよいよ初のトーナメントマッチの選考試合が始まるが、この新基軸にはいったいどんな思惑が込められているのか? また、アウトサイダーで活躍後、プロ転向を表明する選手も現れ始めたが、果たして彼らはプロとして通用するレベルなのか?――前田日明に話を聞いた。

――8月9日にディファ有明で開催される次回大会から、65~70kg級トーナメントマッチの選考試合が始まりますね。このタイミングでトーナメントを行う理由は?

「階級別に競争をやりたいという思いは以前からあって、まずは激戦区である65~70kg級で賞金をかけてトーナメントをやってみようと。誰が一番強いのかを決めるとなると、選手のモチベーションも上がるだろうし、興行的にも盛り上がる。それともう一つ、選手間の実力にバラつきが出てきたので、強い奴、プロになりたい奴、そうじゃない奴、それぞれに分類したいという思惑もあります」

――強い奴の頭数も揃ってきた?

「うん。新しい選手でも、こんな奴が埋もれていたのか、っていう逸材がいっぱいいる。やっぱり不良で名を馳せた奴ってのは、生まれながら持っている素質のレベルが高いね」

tos_sub.jpg現代の”明日のジョー”を探すべく、
前田日明の目が光る

――たとえば、練習嫌いの高垣勇二選手。あの当てカン、避けカンはとんでもないですよね。

「彼は25歳なんだけど、元世界王者の輪島功一さんが、ボクシングジムに通い始めたのは25歳なんですよ。で、あのころの人間と比べると、今の人間のほうが身体が若いんです。だから高垣は、今から一生懸命ボクシングジムでちゃんとしたトレーナーについていったら、世界も夢じゃないですよ」

――本人は相変わらず、やる気ない感じなんですか?

「いや、このごろ練習を始めたらしい。だから、ちょっと期待しています」

――アウトサイダーで活躍中の選手には華がありますが、現状の彼らは技術的に、プロとして通用するレベルなのでしょうか?

「正直、まだまだ。アウトサイダーで無敗の加藤友弥が先日、DEEPでプロデビューして勝ったけど(1R1分30秒KO勝ち)、彼でもまだちょっと早いかな、と思ったぐらい」

――アウトサイダーでさらに揉んで、鍛え上げていく必要があると?

「うん。みんな今のうちにもっともっとアマチュアで経験を積だほうがいい。万全になったら、いつでもプロにしてあげるから」

――前田さんが見ていれば、選手も安心できますね。

「アウトサイダーって、世界一安全なアマチュア格闘技大会だと思いますよ。AED(自動体外式除細動器)も買ったし、人工呼吸器も、首を固定して運ぶ機材も揃ってる。道で喧嘩すると大ケガしたり捕まったりするけど、うちのリングで暴れる分には安心です。レフェリーがいて、ドクターがいて、セコンドがいて、リングサイドにいる俺にも試合を止める権利があるから」

――来年からは後楽園ホールにも進出を?

「後楽園はね、また問題が出てきたんですよ。貸してくれると言ってくれたはいいけど、普通だったら全日使用で180~190万くらいなのに、400万出せ、と。なんでですかって聞いたら、問題起こされたらたまらんから保険かけるって。本当にどいつもこいつもですよ。ほかの格闘技興行に比べれば、やんちゃな小僧は多いけど、現役のスジ者は居ないですからね。どっちが問題なんだか?」

――では最後に、第7戦の見どころを。

「トーナメントをやって順位をはっきり付けようという試みであると同時に、プロ志望とそうじゃない子を分けていこう、という狙いもある大会。もちろん従来通りの腕試し的な参加もOKで、まずは広く浅く、どんどん人材を発掘していきたい。最初はプロ志望じゃなくても、やってみたら面白くてプロになりたいという子も出てくるかもしれないからね。出る側も見る側も、大いに楽しみにしていてください」

THE OUTSIDER 第7戦
2009年8月9日(日)
会場…ディファ有明
開場…14:00
開始…15:00
SRS席……10,000円
RS席………7,000円
S席…………5,000円

※THE OUTSIDER事務局でのRS席・S席の販売は終了しました。

ジ・アウトサイダー (第7戦)

出演:カリスマ性溢れる伝説の不良たち

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最終更新:2013/02/12 11:12
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