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「『大好きだ~!』って返してね!」アニソン界に君臨するデレツン歌姫 ELISAに注目!

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「なんか怖い(笑)」

 ファンの熱烈なラブコールを目のあたりにして、あまりにも素直な反応を示す彼女の印象は、どこまでも「21歳の普通の女の子」だった。

 彼女の名はELISA(エリサ)。繊細なソプラノ・ボーカルとミステリアスな美貌でファンを魅了する、アニメソング・シンガーである。

 2007年、深夜アニメ『ef-a tale of memories.』主題歌「euphoric field」でデビュー。チャート登場以降すぐに姿を消してしまう楽曲が多い昨今、じわじわと売れ続け、通常は1万枚も売れればヒットした部類と言われるアニメソング市場において、累計3万5,000枚以上の販売を記録。

 以降もコンスタントに活動を続け、現在までにシングル6枚、アルバム2枚をリリースしており、特に最新シングル「Real Force」は大人気アニメ『とある科学の超電磁砲』のエンディングテーマに使用され、オリコンチャートに初登場14位でランクイン。自身の初登場最高順位記録を更新した。

 このように、今ノリに乗っている彼女が4月29日、待望の3rdライブを敢行した。

 場所は渋谷O-EAST。1stライブは原宿アストロホール、2ndライブは恵比寿リキッドルームだったわけだが、着実に会場の規模を拡大してきている。

 なお今回は、ELISAの誕生日を迎えてすぐの大切なライブ。会場は記念すべきこのライブをより彼女の近くで体感しようと、ギュウギュウのすし詰め状態であった。

 彼女の魅力の一つには、冒頭でも述べたような繊細な歌声がある。

 そして彼女の歌う楽曲もまた、その素材を生かしきった極上の品揃えばかりだ。流麗なストリングスとドラマティックな曲構成がカタルシスを呼ぶビートロック・ナンバー。壮大さと静謐な美しさをたたえるバラード曲。そして神々しさと力強さを兼ね備えるシンフォニック・ロック。

 耳なじみのいいポップスばかりではなく、彼女のポテンシャルをどこまで引き出せるか、作家陣も挑戦しているかのようなラインナップがズラリと並ぶ。

 だが、ELISAはそれらを硝子のように透明感のある、しかししっかりと芯のある歌声で歌いこなす。

 例えるならば、和製サラ・ブライトマンといったところか。

 そんな彼女の歌声と、異国情緒溢れるルックスから当初は天上人のような人となりを想像していたのだが……。

 ライブのMCで飛び出したのは「なんか怖い(笑)」という冒頭のセリフ。事の発端は、ライブでのお決まりのコールを決めようというELISAの提案である。

「まず皆が『ELISAー!』で呼んだら、私が『なに~?』で答えるから、『大好きだ~!』って返してね!」

 というアイドルのイベントではよく見られるコール&レスポンスを提案し、ファンが忠実に実行した後の一言目が「怖い」だとは。素直すぎる「普通の女の子」らしいリアクションに会場は爆笑。言うなれば、ツンデレならぬ「デレツン」というヤツだろうか。

 しかし、いざ歌う彼女を見ればもはや「歌姫」以外に形容しようのないカリスマ性を感じさせる。このギャップこそがELISAの魅力であり、「萌えポイント」なのだろう。

 またライブでは、初作詞、作曲に挑戦した新曲「真実の証」をキーボードの弾き語りで披露した。

 先日めでたく短大を卒業し、今後はアーティスト活動に専念するというELISAは、「自作曲でタイアップを狙います!」と力強く宣言。シンガーソングライターとしての第一歩を踏み出した喜びと決意をファンの前で新たにした。

 デレツンによる「萌え」、ハイクオリティな楽曲による「燃え」。独自の解釈で咀嚼した「もえ」の両輪で、わが道をひた走るELISA。作曲という新たなフィールドに飛び出した彼女は、我々リスナーにどのような楽曲で魅せてくれるのだろうか。
(文=有田シュン)


●ELISA(えりさ)

1989年4月14日、神奈川県生まれ。07年10月「euphoric field」(テレビアニメ『ef -a tale of memories.』(UHF局系)のオープニングテーマ)でデビュー。昨年1月には、1stアルバム『white pulsation』を発表したのち、3月には、東京・原宿アストロホールにて初のワンマンライブを敢行、大成功を収める。今年1月には2ndアルバム『Rouge Adolescence』を、2月には6thシングル「Real Force」を発売、今後のさらなる活躍が大いに期待される。

Rouge Adolescence

アニソン界新歌姫

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最終更新:2010/05/25 17:49
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