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『月刊シリーズ』仕掛人が新潮社退社!! その裏に出版業界への”怒り”?

1102_miyamoto.jpg『月刊シリーズ』編集長・宮本和英氏

 1998年に創刊され、その後各社から多数出版された「ムック型アイドル写真集」の草分けとなった『月刊シリーズ』。昨年10月、その『月刊シリーズ』の編集長・宮本和英氏のツイッター上で、ちょっとした”事件”が起きた。氏のツイッターアカウントの自己紹介文が突如、「今年いっぱいで新潮社を退社し、写真に関わることに専念する予定です」なる文章にさし変わったのだ。そして12月31日、宮本氏はその宣言通り、新潮社を退社した……。

 宮本氏といえば、出版プロデューサー・イワタ氏とタッグを組んだこの『月刊シリーズ』創刊のみならず、栗山千明や新垣結衣ら多くの若手女優を輩出して今ではアイドルの登竜門的雑誌となっているローティーン向けファッション誌「nicola」の創刊(97年)など、これまで数々のヒットを飛ばしてきた新潮社の名物編集者。そんな彼が、定年まであと5年という今、あえて大手出版社を辞める真意とはなんなのだろうか? 退社直前の12月下旬、本人を直撃した。

──なぜ、この時期に退社を?

宮本和英(以下、) 今の出版業界は、再販制度と取次委託販売という大きな仕組みが足かせとなって、ものすごい無駄を生じるようになってしまった。端的に言えば、返品率の増加ですね。『月刊シリーズ』に関していうと、00年代中盤以降は、売り上げの上位を占める販売チャンネルは、常にネット書店でした。ところが新潮社は、取次や書店との過去の関係があるから、「じゃあネット書店にもっと多く配本しましょう」とフレキシブルにはなかなか動けない。で、結果、全国の書店から返本が返ってくる……。でも僕は、それなら例えばネット書店で事前予約を取って、受注生産に近いような形でもっと無駄なく読者に届けるようなシステムを採れないものかなと、3~4年前からずっと思っていたんです。

──前々からそのような思いを抱えていた中で、新潮社から『月刊シリーズ』をやめると告げられたわけですね?

 今年(10年)の2月頃に、突然言われたんだよね。僕は新潮社の中では常に新しいことをやってきたつもりだけど、結局「ビジュアル」というジャンルを育てられなかった。

──社内で、宮本さん自身がよく思われていなかったという部分もあった?

 面と向かって批判されたことは一度もないよ。でも、なんとなく聞こえてくるんだよね(笑)。特に「nicola」なんかは、最初は赤字だったから風当たりは強かった。

──創刊当時は赤字だった?

最終更新:2011/01/17 20:00

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