日刊サイゾー トップ > その他 > サイゾーpremium  > ヤクザ排除、テレビ局のてなづけ……大崎洋社長の”社内一斉大清掃”吉本興業の真のタブー
"新しい"吉本興業のタブーと暗部【1】

ヤクザ排除、テレビ局のてなづけ……大崎洋社長の”社内一斉大清掃”吉本興業の真のタブー

【プレミアサイゾーより】

1111_yoshimoto_ill_n.jpg果たして、企業拡大のために大崎社長が狙う”クリーンな吉本”は実現できるのか?
“大崎案件”とされる芸人たちに不満はないのか?
(絵/我喜屋位瑳務)

──今年8月、突然の島田紳助引退会見で注目を集めたお笑い総合企業、吉本興業。当時は、ヤクザとの関係ばかりが取り沙汰された同社だが、その内実には大崎洋社長の”吉本クリーン企業化作戦”による、さまざまな問題が潜んでいるようで……。同社社員らに聞く、吉本興業内タブーとは?

 島田紳助の引退会見から、約2カ月がたとうとしている。各局で紳助が司会を務めていた番組の数々も、穴埋め作業が淡々と進んでいる。『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ)のように、番組レギュラー陣をスライドで司会に据えて乗り切る番組もあるが、特筆すべきは『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京)だ。同番組は、紳助の引退が発表された直後に再収録のスケジュール調整に動き、総集編などの特別編成を挟むことなく翌週から放送することに成功している。この時、この緊急事態に司会を任されたのが、紳助と同じ吉本興業の芸人である今田耕司だった。

「今田さんは、2004年の紳助さんの暴行騒動の際も代役を難なくこなしていましたし、次世代の中心的な司会者としてテレ東が評価しているのは間違いありません。その証拠に、ここ数年、年明けの一発目という局にとって大事な特番は、今田さんが司会を務めていました。ちょうど10月の番組改編で『やりすぎコージー』(同)が打ち切りになっていたタイミングでしたし、この司会交代は、テレ東にとっては渡りに船だったんじゃないでしょうか」(在京キー局関係者)

 本来、今田耕司はじめ、『行列のできる法律相談所』(日テレ)や『クイズ!紳助くん』(テレビ朝日)の穴を埋めた雨上がり決死隊などは、スケジュールの押さえにくいタレントの代表格でもある。しかし、彼らの出演料は紳助の3分の1程度ともいわれており、人気・実力共に紳助に劣らないながら、予算の大幅カットが可能とあらば、局側の損害は決して大きくはない。事実、「ただでさえ番組予算が削減される中、紳助さんのギャラが制作費の大部分を占めていましたから、『これで長く続けられる』という安堵の声さえ聞こえてきましたね」と、紳助が司会を務めた番組のスタッフも漏らす。当然、この緊急事態においてそんな彼らをブッキングさせることが可能だったのは、吉本の力にほかならない。

 これまで多くの芸人を世に送り出し、テレビにおけるお笑い需要を拡大させ、来年には創業100周年を控える吉本興業。今回同社関係者らに取材を進める中、紳助の引退騒動の裏で進められた番組司会者の”入れ替え”をはじめ、さまざまな変革の裏にある同社の思惑が浮き彫りになってきた。

■”脱大阪”で変容を遂げた吉本興業の社内体制

「今回の引退騒動は、ある意味、吉本の一般企業化が進んだ証拠なのかもしれませんね。普通の企業のように、”コンプライアンス”という言葉が、社内で当たり前のように叫ばれるようになりましたから。『芸人だからアバウトでいい』というのは、もう世間的にも通用しなくなってしまったのかもしれません」(吉本関係者)

 同社は、コンプライアンス遵守遂行のための事業推進本部に元公安のキャリア官僚を天下り的に入社させるなど、「暴力団排除条例」への意識を含め、一般的な企業同様に自社の周辺から危険因子を排除する方向へと進んでいるという。では、吉本に所属する芸人自体には、何か変化はあったのだろうか?

「今の、東京を中心とした吉本興業という会社は、ダウンタウンと、彼らを支えてきた大崎洋現社長を頂点としたピラミットで形成されているんです。桂三枝、笑福亭仁鶴はもちろん、明石家さんまや中田カウス・ボタン、そして紳助らは、そのピラミッドのはるか上の、雲の上の人。いわば象徴であって、会社としてはある意味管轄外。たとえクビにしたところで、会社の体制的にはなんら変化はないんですよ」(同)

 そうして吉本が世代交代を進める中、名前が挙がるのが、前出の今田、雨上がりをはじめ、東野幸治、千原ジュニア、田村淳、加藤浩次らである。しかし、実は今、吉本が一番プッシュしているのがナインティナインの2人だ。

「以前は大崎社長との派閥の違いから会社との確執が取り沙汰されていましたが、岡村(隆史)さんの休養以降、完全に現在の”大崎体制”に取り込まれる形になったと聞いています。その証拠が『M-1グランプリ』(テレ朝)からフジテレビに移してリニューアルした『THE MANZAI 2011』への司会抜擢です。またこのタイミングで、2人のバラ売りが本格的になって来ました。ただ、休養していた岡村さんに『東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい…』(日テレ)などのロケ番組もがんがんやらせていて、大丈夫なのか心配ですが(苦笑)」(同)

 しかし、さらに吉本の推し進める世代交代に割って入ってきた人物がいるという。それが、紳助の同期であり、同じく治外法権化している明石家さんまだ。

■プレミアサイゾーとは?
雑誌サイゾーのほぼ全記事が、月額525円で読み放題!(バックナンバー含む)

【プレミアにはこんな記事も!】
紳助を切るも返り血必至!? 吉本興業につきまとう危ない噂
松本人志、明石家さんま、そして島田紳助まで! 人気芸人を”作る”芸人派閥の傾向と功罪
非吉本芸人の台頭の裏にあるお笑い界のタブーとは?

最終更新:2011/11/18 16:25
こんな記事も読まれています

ヤクザ排除、テレビ局のてなづけ……大崎洋社長の”社内一斉大清掃”吉本興業の真のタブーのページです。日刊サイゾー芸能最新情報のほか、ジャニーズ/AKB48/アイドル/タレント/お笑い芸人のゴシップや芸能界の裏話・噂をお届けします。その他スポーツニュース、サブカルチャーネタ、連載コラムドラマレビューインタビュー中韓など社会系の話題も充実。芸能人のニュースまとめなら日刊サイゾーへ!

ページ上部へ戻る

絶対的満足度の至宝店

すべて見る

人気連載すべて見る

元木昌彦の『週刊誌スクープ大賞』

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"元木昌彦による週刊誌レビュー

“元アウトローのカリスマ”瓜田純士、かく語りき

“元アウトローのカリスマ”瓜田純士の最新情報をお届け! 嫁・麗子も時々登場。

トンデモ海外ニュース

世界中のびっくり珍事件をお届け。世界はやっぱり広かった!

深読みCINEMAコラム『パンドラ映画館』

最新作・話題作から珠玉の掘り出しモノまで、毎週1本必観の映画作品を徹底レビュー

じゃまおくんのザオリク的マンガ読み

マンガレビューブログ管理人じゃまおくんが、世の中に埋もれる過去の名作マンガを発掘!

イチオシ企画

【キング・オブ・アウトロー】瓜田純士、かく語りき

“キング・オブ・アウトロー”こと瓜田純士が森羅万象を斬る不定期連載
写真
特集

ジャニー喜多川氏逝去で、ジャニーズ事務所はどうなる⁉

ジャニーさん死去でジャニーズ事務所がいよいよヤバい!?
写真
人気連載

ジャニーの陰を書かぬメディア

今週の注目記事・第1位「『貴景勝』ご祝儀270...…
写真
インタビュー

“変態紳士”高嶋政宏、降臨!

   最近、ドラマや映画などで名演技を見せる高嶋兄弟の評価がうなぎ上りだ。2人とも5...…
写真