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【特集】AKB48 27thシングル選抜総選挙

「総選挙は切磋琢磨し、向上するための目盛り」世代交代の兆しが見えたAKB48総選挙徹底分析!!(前編)

AKBIMG_2504.jpg1位発表の瞬間、優子はメンバーを振り向いて高々と鬨を挙げた。

 AKB48は磨き抜かれたダイヤモンドではない。まだまだ原石である。原石ゆえに互いを切磋琢磨し合わなければ、光れない。だが、互いを研磨し、火花を散らすその“熱さ”に人々は魅了される。ファンが自ら手を加え、原石をラフカットし、真に輝ける角度を見つけていく。そのプロセス、その現象も含めて、AKB48なのだ。今日も彼女たちは時に傷つきながら、互いを磨き合う。いつか真のダイヤモンドになれる日を、愚直に、夢見て……。

 AKB48“涙の祭典”「27thシングル選抜総選挙」が6月6日に幕を閉じた。取材メディアは昨年より200人多い700人が駆けつけ、Google+で生中継があったにもかかわらず、フジテレビの生中継の視聴率は、平均18.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。大島優子の返り咲き1位、若手メンバーの躍進、SKE48の浮上と数々のドラマを生んだ総選挙に、独自の分析を交えてレポートする。

 上位陣には、渡辺麻友2位、松井珠理奈9位とそれぞれ躍進し、世代交代の兆候が見えた。新勢力に向けて最年長の篠田麻里子は「先輩ツブすつもりで来てください」と挑発ともとれる言葉で若手を鼓舞し、新旧世代のせめぎ合いから新たなAKB48像を模索することを宣誓した。

 今年は、昨年までの40位から64位まで枠が拡大する中、SKE48は、15人がランクイン。昨年は40位内に6人だったが、今年は40位内に12人が入賞。熱烈峻厳の思いで必死にパフォーマンスに励み、ストイックに汗を流してきた名古屋嬢の底力を見せつけた。東海地方では、中継番組は21.5%(ビデオリサーチ調べ、名古屋地区)と関東よりも高い視聴率を記録し、大村秀章愛知県知事もTwitterで賞賛した。

 そのSKE48の最年長最長研究生・松村香織、AKB48からSKE48に移籍し、立ち上げから功労を果たしてきた中西優香、握手会で客が0人だった経験がある矢方美紀が初ランクイン。彼女たちと同じく、メディアよりも劇場を中心に活躍してきたAKB48メンバーも次々入賞。小林香菜、中田ちさと、仲谷明香のほか、今年最も公演に出演している田野優花も総選挙に名を刻み、テレビで振りまく笑顔同等あるいはそれ以上に、劇場で流す汗の一滴一滴の美しさが、ファンの心に刺さることを証明した。中でも、自称カップルの小林と秋元才加が交わした歓喜の抱擁は総選挙史上に残る名場面として語り継がれるだろう。

 過去に09年に松井珠理奈、10年に指原莉乃、11年に横山由依が輝いた“ラッキーナンバー”19位は、NMB48の小悪魔・渡辺美優紀が獲得。NMB48は合計5人が入り、存在感を示し、18位・山本彩は昨年の8,697票に対して、今年2万3,020票を獲得し、前年との比較で2.7倍という最高倍率を記録。今年の速報と最終結果の比較では秋元才加の11.2倍が最高だった。

 総投票数は138万4,122票で、昨年の116万6,145票から約22万票も増加。だが、1位・大島優子の獲得票数は昨年の12万2,843票から10万8,837票、2位の渡辺麻友は昨年5万9,118票から今年7万2,574票と増えたものの、3位柏木由紀は昨年7万4,252票から今年7万1,076票と下がっても順位を維持。一方、2年連続40位の藤江れいなは昨年4,698、今年7,782票で同位となっている。これは、64位まで当選枠が拡大したことで、前回以上に下位メンバーまでまんべんなく投票数の裾野が広がったことを表し、それだけAKB48グループの層が厚くなったことを証明した。

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