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主婦の7割が「好きではない」本当はブームなんてなかった!? 数字で見るK-POPの実態

 もっとも、1位を獲得しているグループなら、ほかにもある。たとえば、T-ARA(ティアラ)は日本デビューシングル「Bo Peep Bo Peep」で1位を獲得している。だが、セカンドシングルの「yayaya」は7位とデビュー曲ほどの支持は得られず、人気が下降線をたどっていることがうかがえる。2NE1(トゥエニィワン)もアルバム『NOLZA』が1位を獲得しているものの、売上枚数は4.8万枚程度だという。確かにブームと呼ぶには、いささかお寒い数字ではある。

「チャートなんてCDを組織買いするなりなんなりすれば、初動で1位なんて簡単に操作できますよ。そもそも、こうした手口は彼らの得意とするところじゃないですか(笑)。その証拠にランキング入りが長く続かないし、最終的なCDの売上枚数も大したことがないわけですからね」(同)

 大垣共立銀行(岐阜)系列のシンクタンクである共立総合研究所による「韓流消費に関するアンケート」の調査結果を見ても、こうしたK-POPブームの空虚さを裏付けるものとなっている。なんと、アンケートに回答した主婦の7割が「韓流は好きではない」との結果だったのだ。あるネットユーザーは次のように言う。

「調査は大垣共立銀行の本店や支店を訪れた既婚女性を対象に行われたそうですが、世間の実情を反映したものといえるではないでしょうか。結局、K-POPなんていわれているほど日本の社会に浸透などしていないし、要はメディアが作り上げたブームに過ぎない、ということが明らかになってしまったわけです」

 同研究所は<K-POPの台頭、食品、コスメをはじめとする韓国製商品ブームのマスコミでの取り上げ方、新聞の テレビ欄における韓国ドラマの占有状況からかなりの盛り上がりを予想したが、結果は予想を下回るものであった>と、調査レポートを結んでいる。結局、K-POPブームとは単にKARAと少女時代という個別グループのブレイクにすぎず、やはり実体などなかったということか。

最終更新:2012/06/20 08:00
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