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テレビ辛口研究所

徹底検証! 超低視聴率大河ドラマ『平清盛』“ワースト記録”脱却にはあと何%必要なのか!?

大河ドラマ「平清盛」HP

 NHK大河ドラマ『平清盛』の視聴率低迷が止まらない。

 1月8日放送の第1回の視聴率は17.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。これは、大河ドラマ第1回の視聴率としては歴代ワースト3となるが、7月29日の第30回までの放送が終了した時点でこれを上回ったのは、今のところ第2回(17.8%)と第4回(17.5%)の2回のみ。

 序盤は15%前後を推移していた視聴率が、春ごろからジリジリと下がり始め、11%、12%台あたりをウロウロ、5月27日放送の第21回では10.2%、6月24日の第25回で10.1%と、一ケタ突入目前となってしまった。

 そして、過去10年間の大河ドラマの各話視聴率を、現時点でワースト1~11までを占めるという(12位が03年放送の『武蔵 MUSASHI』の11.9%)、過去に類を見ない苦戦ぶりとなっている。あるテレビ関係者が言う。

「大河と朝ドラというのは、高視聴率であることが当たり前だったのですが、近年は決して高いとはいえない視聴率で推移することが多いですよね。テレビ全体の視聴率低下もありますし、とくに大河の場合は、同じ日にBSで放送したり再放送があったりと、視聴者が分散してしまうという見方もあります。しかし朝ドラと同じく、日曜夜8時は何をやってても大河にチャンネルを合わせる習慣の層が確実にいたはずですし、最近の作品の『龍馬伝』(10年)や『江』(11年)だって、何度も20%は超えてます。『篤姫』(08年)なんかは、平均で25%近くとって大ヒットになりました。これらを考えても、やっぱり『清盛』は明らかに低いんですよね」

 『平清盛』の第30回までの平均視聴率は13.3%。現時点では、歴代ワーストとなっている『花の乱』(94年)の平均14.1%に届いていない(最高視聴率も、『花の乱』→18.3%、『平清盛』→17.5%で同じく届いていない)。前出の関係者は言う。

「近年苦戦した、『武蔵 MUSASHI』(03年)もそうですが、戦国モノや幕末モノに比べると、どうしても中世モノは内容に関わらず、少し苦戦する傾向があるようですね。昭和の時代は、弁慶と義経や源平合戦など、歴史モノの人気の定番コンテンツだったとは思うのですが。これは大河に限った話ではないのですが、戦国武将や新選組などのキャラとしての分かりやすさに比べると、今好まれる感じとは少し違うのかもしれませんね」

 現在平均視聴率13.3%の『平清盛』。とりあえず、ワースト脱却のため、『花の乱』の14.1%を目標値にしたい。仮に全50回だとした場合、残り20回を平均どのぐらいのペースでいけばいいのか。

 計算してみたところ……残り20回を平均15.3%でいけば、最終的には追いつける計算となった。これなら前半に何度か超えている数値だけに、終盤に向けて盛り上がっていけば、十分狙える数字な気がする。

『武蔵 MUSASHI』の平均16.7%に追いつくには、20回で平均21.8%と、相当ハイペースでいかないとならない。『江・姫たちの戦国』(平均17.7%)だと24.3%、『龍馬伝』(平均18.7%)には26.8%と、かなりの人気ドラマ並みの視聴率が必要になる。さらに、『篤姫』(平均24.5%)に追いつくには……残り20回の平均が41.3%、計算上で『家政婦のミタ』最終回を超える視聴率を獲得しなければならないということになってしまった。

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