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山崎邦正こと月亭方正、ギャラダウンでも落語家転身の裏に「生活安定」の勝算

【サイゾーウーマンより】

tukiteihousei.jpg『僕が落語家になった理由』/アスペクト

 11日に、東京で初となる冠がついた落語会『月亭方正 披露名の会』を行った、山崎邦正こと落語家・月亭方正。全国区のお笑いタレントの地位と名誉を捨て、居住地も地元・関西に変えるという無謀にも思える行動に出たが、月亭は落語家転身に「勝算」を見いだしているのだろうか。

 すでに昨秋から拠点を関西に変えていたという月亭。「在京キー局のバラエティ番組に出演する際は、その都度上京していた」(テレビ局関係者)そうで、今ひとつ落語家としての活動は目立っていなかった。しかし、今年1月から、月亭は本格的に落語家への道を踏み出したという。

「やはり、名前を正式に山崎から月亭に変えたことが大きいですね。この頃から、落語家としての稽古も本格的に始まったようです」(同)

 『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)のレギュラーとして、ダウンタウン軍団の一員となり、ヨゴレ役やスベリ芸で人気を獲得してきた月亭。一見、順風満帆な芸能生活に思えるが、月亭自身は浮き沈みの激しい芸能界に対して不安を覚え、「資格などを取っていたこともある」(同)ほど危機感を持っていたようだ。

「バラエティ番組の全盛期を経験した月亭は、昨今のテレビ業界の凋落ぶりに、かなりショックを受けている。後輩も増えて、本人は『ジリ貧になるだけ』と嘆いていました。同世代の東野幸治や今田耕司らとは、会えば『不景気の今の時代、ギャラも年齢も中途半端にいってる我々がリストラされる』と、頭を抱えながら話しているそうです」(お笑い業界関係者)

 そんな中、「なぜギャラが一気に下がる落語家に転身したのか」と疑問を抱かざるを得ないが、実は月亭には落語とは別の「勝算」があったのだという。

最終更新:2013/03/16 15:51
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