日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > AKB・坂道系  > AKB48総選挙を総括する!
「地方分権」「規制緩和」「世代交代」──

AKB48総選挙総括! 指原莉乃の“サシノミクス”成長戦略&SKE48躍進の裏側

 今回の総選挙の最大の「規制緩和」と呼べるのが、初のシングル劇場盤への投票権(投票シリアルナンバーカード)封入。AKB48のシングルには通常盤と劇場盤があり、劇場盤はAKB48グループメンバーほぼ全員が参加する個別握手会参加券封入で、通販サイト・キャラアニ限定で予約販売。握手したいメンバーを事前に指定して購入できる。劇場盤にも投票権が入ったことで、今回は特に、SKE48、NMB48、HKT48の姉妹グループ所属で握手会人気が高いメンバーがより投票してもらえる可能性が高くなっていた。

 「世代交代」の兆しも見える中、島崎遥香は一時、彼女が悩んでいた時期に相談に乗っていたのが指原であり、島崎は「恩人」と語っている。また、足が臭い川栄李奈に脱臭クリームをプレゼントしたのも指原であり、平田梨奈も指原を大いに慕い、茂木忍もデビュー公演直前に、指原からエールをもらうなど、メンバーが指原の気遣いに励まされたエピソードは多い。

IMG_8115.jpg島崎遥香は12位。

 HKT48はもちろん、AKB48の後輩にも貢献してきた指原。後輩の成長を促しながら、人に教えることで自分も学び、成長するのが“サシノミクス”成長戦略だ。そんな指原の試金石となるのが松村のソロデビュー作のプロデュース。この成功いかんでは、あくまで憶測だが、指原のAKB48・2代目総合プロデューサー就任の可能性もゼロでないはずだ。

●史上最高のジャンプアップ! SKE48・柴田阿弥の「千載一遇 チャンスだ」

 前回より3人多い18人(兼任含む)が64位内に名を刻んだSKE48。6位の松井珠理奈、7位の松井玲奈は、初めて姉妹グループから神7という“神々の領域”に踏み込んだ。さらに須田亜香里は、昨年から13ランクアップの16位で選抜メンバーに選ばれた。

 17位でアンダーガールズのセンターになったのは、柴田阿弥。第2回総選挙以降、その前回圏外から入賞した順位では過去最高であり、“ジャンプアップ賞”を獲得した。握手会人気は高いものの、SKE48のシングル選抜にも選ばれたことがなかった柴田。4月の生誕祭では、そんな状況に卒業を悩んだことを明かし、それでもファンの支えによって「私にはSKE48しかない。それが人生の生きがい」と思い直した。そんな彼女の熱意に魅かれ、ファンとの“あうんの呼吸”で総選挙にミラクルを起こした。彼女が現在、公演で歌う「わがままな流れ星」の「千載一遇 チャンスだ」の歌詞のように、かつてないチャンスが巡ってきた!

12345
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

中田カウス、松本人志を猛口撃も「かなり不評」

「週刊文春」による性加害疑惑報道を受けて、発...…
写真
イチオシ記事

東野の“見た目イジリ”なぜ炎上しない?

 先月30日に公開された東野幸治のYouTubeチャンネル「東野vs」に、ぼる塾・あんりが出演した。  東野とあんりといえば、自他ともに認める“蜜...…
写真