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AKB48総選挙総括! 指原莉乃の“サシノミクス”成長戦略&SKE48躍進の裏側

IMG_7758.jpg右が17位の柴田。左は18位の峯岸みなみ。

 SKE48から過去総選挙圏外から初めて壇上に立ったのは、柴田を含め7人。5月に髪を切ってセミロングに変えたチアリーダー・梅本まどか(39位)、ふんわりモードだが「片想いFinally」で名演技を見せた松本梨奈(41位)、1年9カ月の研究生を経て昇格し、SKE48のダンスをリードする斉藤真木子(42位)、“なんでも知ってる”キャラで武道館では31曲を暗誦した小林亜実(47位)、研究生時代には自らポジションを覚えて公演に貢献し、昨年8月に25cm髪を切り、セクシー担当を自称する磯原杏華(58位)、ギリギリアウトなド天然の金子栞(63位)が入賞。松本以外の6人は、組閣前のチームEであり、同チーム唯一のオリジナル曲は「みつばちガール」だけに、6人で蜂の巣の六角形のハニカム構造のように固い結束を見せた。

 10人の卒業や4月以降は、東海地方でのレギュラーはあるものの、AKB48グループで唯一関東でのレギュラー番組がない(NMB48には日本テレビ系『げいにん!!2』、HKT48にはTBS系『HKT48のおでかけ!』がある)というアウェーな状況から快進撃を果たしたSKE48。多くの卒業していった仲間の涙の数だけ、残ったメンバーが成長し、彼女たちを熱心に支えたファンとの結束が感動を巻き起こした総選挙だった。

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IMG_8723.jpgSKE48の松井玲奈(上)は7位、松井珠理奈は6位に。

 過去、SKE48は総選挙後のシングルは総選挙に入賞したメンバーを軸に、選抜に選んできた。7月17日発売の12thシングル「美しい稲妻」には柴田らの名前はないが、気が早い話だが、その次の13thシングルの選抜メンバーの布陣に今から注目だ。

●佐藤亜美菜&片山陽加、AKB48の実力派を擁するネクストガールズ

 ネクストガールズのセンターとなったのは、速報圏外から33位となった佐藤亜美菜。速報発表後、髪型をバッサリ切り、ショートカットに。ファン目線を持った安定のトーク力で、ラジオ冠番組を2番組持ち、後輩メンバーにも優しく相談に乗ってきた。壇上では、初の自身がセンターとなる楽曲ができることに「初めて真ん中に立って、こんなにうれしい気持ちは初めてです。真ん中の景色ってこんなにキレイなんだなって初めて思いました」と感激した。

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 続く、34位となった片山陽加とはそれぞれ、2010年から13年3月まで同じ事務所にいて、4月からAKS移籍となった。片山は5月には研究生公演に3日間計5公演出演し、初代チームBの実力を発揮。「純情主義」で高速ターンを見せ、5月5日の「命の使い道」のセリフ部分では圧巻の演技力を見せた。そんな佐藤と片山がダブルキャストとして、吉川晃司主演のミュージカル『SEMPO―日本のシンドラー 杉原千畝物語―』(9月10日~29日)に出演することも決定。史実を基にした舞台でAKB48きっての実力派の二人が新たな魅力を見せてくれるはずだ。彼女たちのようにAKB48劇場で必死に汗を流してきたメンバーたちの“底力くん”も垣間見られた総選挙だった。

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