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矢口真里不倫騒動から透ける、広がる自宅不倫の実態と、常習女性たちの意外な本音

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矢口真里不倫騒動から透ける、広がる自宅不倫の実態と、常習女性たちの意外な本音 – Business Journal(7月9日)

大泉りか氏

 5月末に俳優・中村昌也と離婚したタレントの矢口真里。矢口が自宅で不倫相手とされる梅田賢三と一緒にいたところに、中村が帰宅して鉢合わせしたと報じられているが、この騒動でクローズアップされているのが「自宅不倫」だ。相手の家庭には踏み込まないという不倫の不文律を破る行為として、センセーショナルに取り沙汰された。確かに自宅不倫には鉢合わせのリスクが伴うが、ホテル代やデート代が節約できるため、不景気の昨今には“財布に優しい”カタチとも見ることができる。

 この「自宅不倫」、実態はどうなっているのか? 不倫をする側とされる側の目線から“現場”取材を重ねてきた小説家で、4月に『女流官能作家が教える 愛が深まる ライトSM』(スコラマガジン)を上梓した大泉りか氏に聞いてみた。

–不倫する男女の生態に詳しい大泉さんから見て、矢口真里さんの不倫疑惑報道で取り沙汰されたような「自宅不倫」は、一般の人々の間でも広く行われているのでしょうか? 芸能人のように不規則な仕事だったり、ある程度時間の自由がある人しかできないというイメージがあるのですが。

大泉りか氏(以下、大泉) 自宅に呼ぶって、すごくリスクが高いですよね。夫がいつ帰宅するかわからないし、不倫相手が出入りしているところを見られるかもしれない。でも、けっこうみんなやっているんですよね。

 自宅で不倫するメリットですが、私が聞いた話では料理をつくってあげるとか、あとはずっとまったりできる。旦那の出張のときに彼に有給をとってもらって朝から晩までいるとか。家デートみたいな感じですよね。

 男のほうから「家を見てみたい」と言って来たがるケースもあって、取材した男性のなかには、旦那と一緒に寝ているベッドで性行為をすることに興奮するっていう人もいましたよ。人妻に家に呼ばれたとき入った瞬間に「家ごとヤッてやる」と思ったらしいですよ(笑)。

–相手の配偶者の尊厳を冒すという行為がスパイスとなり、興奮度が高まるんですね。でも実際に相手の自宅での性行為となると、抵抗はないのでしょうか?

大泉 廊下でも玄関でも台所でもやる、みたいな感じで、好奇心や支配欲に突き動かされるみたいですね。ただし、これが不倫愛好者の誰もが通る道かというと、そうではありません。逆に、絶対に自宅ではしないという人もいる。はっきり分かれるんじゃないですかね。

–そこには、男女の抱えるリスクと性欲の差があると?

大泉 男の人は、あまり危機感がないですね。特に若い人は、人妻と性行為をしたら慰謝料を請求されるとか知らないですから。お金もないし「うち来る? 旦那も帰ってこないし、大丈夫だから」と言われたら、いいかなと思ってしまう。結局のところ、男側からしたら、自宅不倫は金がかからないし、背徳感があるから興奮するんですよ。もちろん、慰謝料請求されたらホテル代じゃ済まない金額を負担することになりますが、そんなことは考えていません。

 でも女の側からすると、ちょっと違うんですよね。確かに背徳感がありますから、行為は盛り上がります。私も独身時代に、彼氏がいるのにほかの男の子を自宅に泊めてしたことがありますが、興奮はしました。でもそれは自分の家の場合で、逆に彼女や奥さんと暮らす家に連れ込まれて彼女の痕跡とか見せられると、引くんですよ。それなら、ちょっときれいなラブホテルに連れて行ってほしいですね。

–自分の家のほうが落ち着いて性行為ができるし、背徳感も心地よいということですが、そもそも女性は自分の家に連れ込むことに抵抗はないのでしょうか?

大泉 やっぱり、流れじゃないですかね。お酒飲んでいて「ホテル行く? それとも、うち来る?」みたいな。

 私は結婚していますが、旦那が旅行中に男の子を連れ込んだことがあります。普通に友達だった子で、地方から出てきたので「うちに泊まればいいじゃん」みたいな感じで泊めてあげましたよ。あとで旦那に言ったら、「え!?」って驚いていましたけど(笑)。
それに家まで呼べるのは、やっぱり家がきれいな人じゃないですか? 私の家は汚いので、ちょっと呼べないなって感じですが(笑)。

 だから週末暇なときにクラブに行ってベロベロに酔っ払って、行きずりの男と行為に及ぶ、みたいなことはもうないですね。

●自宅不倫のメリットとは?

–自宅不倫は背徳感だけでなく、経済的に負担が少ないというメリットもあります。ホテル代を節約することは、不倫関係においてどのような意味があるのでしょうか?

大泉 長く付き合う場合は、メリットが大きいと思います。継続して会うと、それだけ負担が増える。サラリーマンのお小遣いの相場は月約3万8000円といわれていますが、一緒に食事してからホテルに行ったら、1万円くらいは飛びますよね。月に1回会えるか会えないかよりは、家に呼んでよ、みたいな感じなんじゃないですかね。

矢口真里さんは芸能人で、お金もあります。それなのに自宅不倫をするつもりで連れ込んだというのは、どういう心理なのでしょうか?

大泉 矢口さんの件は私も不思議で、飲み会の後にお持ち帰りして、翌朝旦那と鉢合わせしたと報じられています。普通の主婦が不倫相手を自宅に泊まらせるって、相当なことだと思います。不倫常習者界隈では「自分の家には入れない」が鉄則なんですよ。自分のテリトリーを侵されたくないということではなくて、性行為が終わったら帰ってほしいんです。相手の家なら、終わったら「そろそろ帰ろうかな」ってすぐ帰れますけど、家に呼んだ場合は、終わったあと寝られたら「帰って」って言いづらいじゃないですか。行為の前は盛り上がっているけど、終わった瞬間に「旦那が帰ってくるかもしれないから早く帰って」とイラッとするんですよ。

–一連の報道が事実であれば、矢口さんがリスクを冒してでも自宅で不倫に及んだ理由は、なんだったのでしょうか?

大泉 私は、なぜ彼女が自分の家に呼んだのかわからないんです。家で性行為をすることに興奮するタイプなのかな。だとしたら性癖ですよね。ほかに考えられるのは2人の経済格差ですかね。矢口さんは芸能人だから、そのへんのラブホとかではプライドが傷つく。矢口が求めるランクのホテルを売れないモデルが取れるかといったら、それは無理じゃないですか。変な汚いホテルに連れて行かれるよりは、自宅のほうがよいっていうことかもしれませんね。

–今回の矢口さんのケースから学べる、自宅不倫の成功と失敗を分ける要素とは?

大泉 相手を自宅に泊めちゃいけないということですね。滞在時間が長くなるほどリスクも高くなる。だから、行為が終わったらさっさと帰る。痕跡は残さない。そう考えると、ホテルのほうが楽なんです。男性側のメリットは、金がかからないことだけですから。

–サラリーマンが女性の自宅で不倫をする場合、どんなことに気をつければよいですか?

大泉 自宅不倫のメリットは、金がかからないことと、背徳感から来るスリルくらいしかないんです。でもそこにメリットを感じて自宅不倫がしたいのなら、リスクを考えて脱出経路を確保することですね。高層階だと厳しいですけど、女性次第なところもあって、パニックにならずに冷静に対処できる人だと乗り切れたりする。

 私が取材したある女性は、自宅不倫中に旦那が帰ってきたので、不倫相手に鍵を渡してクローゼットに押し込め「いまから旦那と一緒に買い物に出かけるから、出た5分後に鍵を閉めて出て行って。鍵はポストに入れておいて」と指示したそうです。旦那には「よかったわ~。ちょうどいま買い物に出るところだったの」と言って一緒に出かけ、その隙に不倫相手は家を抜け出した。そういうふうにあらかじめ対処法を決めておけば、よいのではないでしょうか。

–そこまで考えて、対処できると思えた人がやるべきだと。そもそも自宅不倫は、専業主婦のためのものというイメージもありますが。

大泉 メリットは両方にあると思いますけど、確かに専業主婦には都合がいいですよね。交通費も浮かせられるし。やっぱり不倫は金がかかりますから。自宅不倫は金をかけずに恋ができる上に、ドキドキ感までついてくる。

–逆にサラリーマンが奥さんに自宅不倫をさせないためには、どうすればいいのでしょうか?

大泉 行動をトリッキーにすることだと思います。「今日は遅くなる」と言っておいて、早い時間に帰ってくるとか。普段から、奥さんの様子に目を配っておくことも重要です。自宅なのにバッチリ化粧をしているとか、下着が上下揃っているとかですね。

–最後に不倫をしている人たちに、大泉さんからのメッセージをお願いします。

大泉 不倫している男女に共通したこととして、結婚しても自分がモテていることを自慢したくなっていないか、もういちど見つめ直してほしいです。恋をしていると頭の中がお花畑状態になって、うかつに話しちゃったり聞いてほしくなるのものなんですよ。そこが綻びになって不倫が露見してしまう可能性が高い。だから、なるべく自分を抑えるようにしてほしい。

 自宅不倫がバレたら修羅場です。自分とパートナー両方のテリトリーに、不倫相手を入れるということですから、絶対に許されないでしょうね。私は旦那が浮気しているかどうか問いただしたりはしていませんが、家に入れていたらちょっと嫌ですね。うちは本当に汚いので、よその女に汚いなと思われるのも嫌ですし(笑)。
(取材・文=丸山佑介/犯罪ジャーナリスト

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最終更新:2013/07/11 14:00

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